どうも、ひで(@hidetoshitwitt )です。
作業中の「ながら聴き」では特に強みを発揮する左右分離型のオープンイヤーなワイヤレスイヤホン。
一日中装着していても、負担をほぼ感じない。僕らのような朝から晩までPCに向かう人種にとっては夢のような製品です。
ただ、心地よい音楽に身を任せるには音質があと一歩であったり、逆に高音質な製品は気軽に手を出すには少々無理がある価格であったり、と。
これまでのオープンイヤーイヤホンは、なにかと悩みどころが多いジャンルであったことも確か。
が、ここにきて、かなりヤバ目なオープンイヤーイヤホンに出会うことになりました。
それが本記事で紹介する「TRUEFREE 01」。
機能にも、音質にも、そして、価格にも妥協のない価格破壊レベルのハイコスパ製品です♪
もちろん、そのために妥協しているであろう部分も存在します。
ですが、ハイコスパなオープンイヤーという切り口であれば、まず間違いなくこのTRUEFREE 01は最有力候補の一角を占めるはず。
TRUEFREE 01の魅力を3つにまとめるならこう。
- 価格は最強!
- 機能&音質は充分以上♪
- 装着感も最高でストレスなし♪
オープンイヤーが初めての方には特におすすめな「ながら聴きイヤホン」だね!
本記事ではオープンイヤーイヤホン「TRUEFREE 01」の機能や特徴、使ってみた感想などをメリット・デメリットを交え、レビューします。
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- 価格破壊レベルのハイコスパ
- 存在を忘れるほどの装着感
- 単体10時間のバッテリーライフ
- 低音からしっかり来る音質にも好感
- マルチポイント機能搭載
- しっかり届くENCノイキャン
- アプリの完成度はイマイチ
- 充電ケースのデザインはややチープ
- ワイヤレス充電には非対応
特徴|TRUEFREE O1 オープンイヤーイヤホン
「TRUEFREE 01」は自由に音を聴きたい方のためのオープン型の空気電動イヤホン。軽量設計で装着が容易な耳掛け式イヤホンは耳の圧迫感が少なく快適。大口径ドライバーユニットによる迫力あるサウンドや多彩な機能とあわせ、より快適な音楽体験を実現します。
付属品&同梱品
- TRUEFREE 01 本体
- 充電ケース
- USB A-Cケーブル
- 取扱説明書 等
取扱説明書の日本語部分は6ページ。理解できない表現もなく、わかりやすくまとまっています。
- ペアリング方法
- マルチポイント(2台目と同時接続)
- リセット方法
- 装着方法
- 操作方法
- LEDインジケーター
- Q&A(充電・ペアリング解除・自動切り替え)
専用アプリ「TRUEFREEアプリ」の紹介カードも同梱されています。
専用アプリは「Google Play」「App Store」よりダウンロード可能。
製品仕様|TRUEFREE 01
ブランド | TRUEFREE |
製品名称 | TRUEFREE 01 |
形状 | 開放型 |
Bluetooth Ver. | Bluetooth 5.3 |
ドライバー | 16.2mmダイナミックドライバ |
コーディック | SBC、AAC、(LDAC) |
再生時間 | イヤホン単体:最大10時間 充電ケース使用:最大45時間 |
防塵・防水 | IPX4 |
重さ | (イヤホン単体)20g /(ケース)85g |
カラー | 黒(グレー) |
充電ポート | USB-C |
備考 | 低音補強アルゴリズム搭載/ゲームモード/マルチポイント/ENCノイキャン |
製品チェック|TRUEFREE 01
TRUEFREE 01は耳掛け式のいわゆる「オープンイヤーイヤホン」です。
そのオープンイヤーならではの外観やサイズ感などのチェックから始めます。
外観・デザイン
TRUEFREE 01本体はそら豆を2つ繋げたような独特の形状。
マットさとクリアさがうまく融合したデザイン。
製品カラーは「ブラック」ですが、ケース外側はやや青みがかったグレー。印刷された「TRUEFREE」のロゴも目立ちます。
ケース内部。間口が広く、イヤホンの納まりや出し入れなどは非常にスムーズ。
サイズ・重さ
オープンイヤーらしくケースサイズはかなり大きめ。手に握り込むには厳しいサイズ感です。
ポケットにサッと掘り込んで、といったサイズではないですね。
AirPods Proケースとのサイズ比較。
続いて、同じくオープンイヤーイヤホンの「Oladance OWS Pro」とのサイズ比較。
見た目に反して、手に取ると拍子抜けするほどに軽く感じるTRUEFREE 01の充電ケース。
悪く言うと、この軽さがチープさに繋がっている気も
とは言え、イヤホン本体はカナル型の製品などと比べると、特別軽いというわけでもありません。
イヤホン片側が約10g。ケース込みで約105g。
充電方法
TRUEFREE 01は充電ケース背面に充電用のUSB-Cポートを搭載。急速充電にも対応し、約2時間でフル充電可能です。
充電状況やバッテリー残量などはケース前面のバッテリーインジケーターで確認可能。
ただし、ワイヤレス充電には非対応。
サイズを考えると、ワイヤレス充電にも対応してくれると嬉しいのですが。
レビュー|TRUEFREE 01のメリット・デメリット
この2週間、仕事中も食事中も、外出時以外はほぼ日中通してこのTRUEFREE 01と過ごしました。
以下、その中で感じた本製品の魅力や残念ポイントなどをまとめます。
最初にお伝えしておくと、一部気になる部分もあるものの、基本「価格破壊」と断言できるレベルでおすすめの製品です♪
価格破壊レベルのハイコスパ
価格的にはオープンイヤーイヤホンのエントリークラスに位置づけされる「TRUEFREE 01」。ですが、高い音質や多彩な機能など、その使用感は充分に高機能モデルと呼ぶにふさわしいもの。
特に以下のような機能が、しっかりと抑えられているのは嬉しい限り。
- マルチポイント
- ENCノイズキャンセリング(通話ノイキャン)
- 低遅延ゲームモード
- 単体約10時間のバッテリー性能
- 安定のBluetooth5.3
存在を忘れるほどの装着感
TRUEFREE 01の2つ目の魅力はこの快適な装着感。朝から晩まで一日通して付けていても不快に感じないレベル。
耳への負担の軽さはオープンイヤー型の特権。ですが、その中でも抜群に快適なんじゃないでしょうか?
イヤホンの重さは片側約10gと、カナル型と比べると決して軽いものではありません。ですが、耳掛け式のためか、上手に重さを分散。むしろ、他のカナル型イヤホンよりも軽くさえ感じます。
装普段使用している「Oladance OWS Pro」と比べ、装着時には耳の前方に生じる存在感がやや気になります。
が、不思議なもので、2時間、3時間と付けっぱなしの状況では、むしろTRUEFREE 01のほうが快適。耳周りの負担はほぼなしと言って良いレベル。
また、バッテリーライフもイヤホン単体で約10時間と優秀。
それも相まって、TRUEFREE 01は一日を通して快適に装着できる。まさに、オープンイヤーイヤホンの理想を体現しています。
TRUEFREE 01は一日中付けっぱなしにするためのイヤホンだね!
音質
TRUEFREE 01は音についてもなかなか優秀。
必ずしも最強!というわけではありません。必ずしも最強!というわけではありません。オープンイヤーとしての限界はなきにしもあらず。
ですが、「価格の割に」とか「これまでのオープンイヤーの印象」といったレベルからは一歩進んでいる印象。
特に優秀なのがその低音の力強さ。
- 16.2mmダイナミックドライバー搭載
- 低音補強アルゴリズムを搭載
オープンイヤーにありがちな低音がこぼれて、高音のシャカシャカ音だけが残るといったことはなし。
正直、「低音補強アルゴリズム」の技術的なメリットはよくわかりません。ですが、この低音の迫力に大口径なドライバーが効いているのは確かです。
あえて難をあげるとするなら、高音域はやや乾燥気味かなとは感じます。が、それをデメリットとするほどではないですね。
TRUEFREE 01は作業中やトレーニング中のながら聴きイヤホンとしては、充分以上に高音質。この点は安心してもらって大丈夫かと。
チープさはむしろメリット
TRUEFREE 01は多くのユーザーを満足させるレベルで高機能かつ、高音質なオープンイヤーイヤホンです。
じゃあ、どこで価格を抑えているの?
他社の高級機、例えば、同じくオープンイヤー型の「Oladance OWS Pro」と比べて明確に劣るのが、デザイン面を中心としたビルドクオリティです。
特に充電ケースは、そのサイズの大きさもありチープさが目立ちます。
デザインへの細部までのこだわり、とか、圧倒的な所有感、とか。そういったものを求めるのなら他の製品に回れ右。
ただ、これ自体は必ずしもデメリットではありません。むしろ、TRUEFREE 01にとってはメリットと考えるべきものでしょう。
本製品のコンセプトが「より高機能かつ高音質な製品を、より低価格で提供する」、圧倒的なコスパにあるとするなら、それを助けているのがこのチープさです。
力の入れどころ、抜きどころの見極めが製品コンセプトとして成功しているのがTRUEFREE 01かと。
逆に機能や音質だけでなく、そのデザインにまで圧倒的にこだわり抜かれたオープンイヤーがほしいなら、価格帯は全く別のものになってしまいますが、Oladance OWS Proはかなりおすすめ。
こいつは「ながら聴きの帝王」なので。
アプリの完成度はイマイチ
と、ここまではTRUEFREE 01の魅力やメリットを中心に紹介しました。
が、1点だけ、どうしても辛口にならざるを得ないポイントが・・
それは専用アプリの完成度。
TRUEFREE 01の専用アプリ。確かに、「リラックス音楽ホール」のような気の利いた機能やプリセット、イコライザなどの使いやすい機能など、一通りの機能はしっかり抑えられています。
ただ、その上で、アプリ自体の完成度の低さは目立つもの。
例えば、こちら。
かなり重要なはずのバッテリーアイコンが背景色に埋もれて視認できず。
画面をスクロールし、背景をズラすことでやっと確認できるように。
このアプリのいわゆる「ホーム画面」にあたるページがこのレベル。
そして、1つ1つの詳細は語りませんが、こういった雑さが他の画面にもチラホラと。
また、アプリを起動した際に毎回、イヤホンを接続するために1操作必要になるのも少々面倒。接続も若干時間がかかりますね。
とは言え、TRUEEFREEアプリは最近リリースされたばかりの模様。バージョンはまだ「V1.0」の生まれたて。(正直、アプリの出来は体感「V0.8」くらいですが)
全体的に満足度の高いTRUEEFREE 01。ですが、この専用アプリについては今後の期待ではありますね。
価格を考えれば、大きな不満がここくらいと言うのは、なかなか凄いことなんだけど。
伊達に価格破壊はしてません。
まとめ|価格?性能?製品選びの悩みを解消するオープンイヤーイヤホン
本記事ではTRUEFREEの耳掛け式のオープンイヤーイヤホン「TRUEFREE 01」をレビューしました。
噂に違わぬ(というより、噂以上の)ハイコスパっぷりには驚きしきり。オープンイヤーもここまで来たんだな、と。
何よりも、購入時にも、使用中にもストレスを感じさせない抜群の快適さこそが本製品の魅力です♪
- 価格破壊レベルのハイコスパ
- 存在を忘れるほどの装着感
- 単体10時間のバッテリーライフ
- 低音からしっかり来る音質にも好感
- マルチポイント機能搭載
- しっかり届くENCノイキャン
- アプリの完成度はイマイチ
- 充電ケースのデザインはややチープ
- ワイヤレス充電には非対応
一方で、デザインや所有感などについては、他の高級モデルには及びません。
TRUEFREE 01は見て楽しむのではなく、聴いて楽しむためのイヤホンなのさ!
オープンイヤー型のワイヤレスイヤホンには興味があるけど、これまでなかなか手を出せなかった。そんな方には特におすすめの製品です。
耳をふさがない開放型のワイヤレスイヤホン。その快適さを体感してみてはいかがでしょうか?