SOUNDPEATS CCイヤーカフをレビュー｜快適な装着感と高音質を実現するハイコスパなながら聴きイヤホン「PearlClip Pro」

どうも、ひで（ @hidetoshitwitt ）です。

ほんの少し前は「高嶺の華」もとい「高値の華」だった高音質サウンドなイヤーカフ型イヤホン。

本記事で紹介する「SOUNDPEATS CCイヤーカフ」は快適な装着感だけでなく、高音質サウンドをこの価格帯にもってきたハイコスパな製品です。

これまで2万円、3万円といった高価格帯モデルにのみ許されていた音質を、より多くのユーザーに届けることを可能にしたのが本製品。

低価格のイヤーカフ型イヤホンを使うならスカスカ音質で我慢しろ？

どうやらそんな時代は終わりを迎えたようですね。

と、個人的に大絶賛なSOUNDPEATS初のイヤーカフ型イヤホン。ですが、そんなイヤーカフだからこそのデメリットも。

本記事では「SOUNDPEATS CCイヤーカフ」の特徴や機能、使用感などをメリット・デメリットを交え、わかりやすくレビューします。

その魅力を一人でも多くの方に伝えることができると幸いです。

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本記事はSOUNDPEATS様より製品の提供を受け作成しています。一部の画像は許可のもと使用しています。

概要｜より身近になった高音質なイヤーカフ

付属品＆同梱品

SOUNDPEATS製品らしい丸みを帯びた充電ケースのデザイン。

イヤホンの優美なシルエット。

取扱説明書は各国語の混在タイプ。

おなじみ（？）パンダステッカー。

製品仕様｜SOUNDPEATS CCイヤーカフ

ブランド	SOUNDPEATS
製品名称	SOUNDPEATS PearlClip Pro
形式	イヤーカフ型
ドライバー形式	12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー
Bluetooth Ver.	Bluetooth5.4
コーディック	AAC、SBC
再生時間	（単体）6時間 /（ケース使用）24時間
防水性能	IPX5
重さ	（単体）5g /（本体）47g
カラー	ブラック
充電ポート	USB-C
備考	専用アプリ「PeatsAudio」/ムービーモード/マルチポイント/音漏れ防止

イヤーカフ型イヤホンについて

イヤーカフ型イヤホンとはオープンイヤーな製品の中でも、リング状のパーツで耳を挟み込む方で装着するスタイルのイヤホンのこと。

特にその形状から以下の様なメリットがあります。

一方で、これまでのイヤーカフ型イヤホンには以下の様なデメリットも存在します。

その形状から高音質サウンドを生み出すには高い技術力が要求されます。結果、高音質を追求するイヤーカフ型は高額になりやすいという欠点が。

「SOUNDPEATS CC イヤーカフ」には上記のメリットはもちろん受け継がれています。

その上で、最大のデメリットだった「コスパの悪さ」を大きく改善。より多くのユーザーがより手軽に手に取ることができる高音質＆高コスパなイヤホンとなったのです。

レビュー｜SOUNDPEATS CCイヤーカフの新しい体験

極上の音質と究極の装着感。より多くのユーザーにより自由で快適な音楽体験を提供する。

そんな「SOUNDPEATS CCイヤーカフ」の特徴や機能など注目ポイントをまとめます。

究極の装着感

「SOUNDPEATS CCイヤーカフ」を使用しもっとも感じる恩恵は、1日中装着していても苦にならない抜群の快適さ。

また、ライトな見た目とは裏腹に少々の運動では外れることのないフィット感も大きな強みです。

ニッケルチタン製形状記憶合金ワイヤーを肌に優しいシリコン素材で覆った本体表面。

その軽量さも「つけてる感」を軽減します。

耳掛け式のイヤホンと違い、メガネやマスクの紐と耳の後ろで干渉しないのも嬉しい点。

また、長時間、様々なシーンで使用する「CCイヤーカフ」。防水性能の高さも安心感を高める重要な要素になりますね。

高音質なサウンド＆ムービーモード

そして、「SOUNDPEATS CCイヤーカフ」の高音質サウンド。これはほんとに多くのユーザーが感動するはずです。

さすがに腹からズンズン来るような低音サウンドはやや苦手。ですが、すべての音域に渡り、空間を感じる広がりのあるサウンドを楽しめます。

特に中音域やボーカルラインは非常に強い。

これまでは2万、3万円といった価格帯のイヤーカフ製品の音質が、この価格帯に降りてきたという評価。決して大げさなものではありません。

この高音質サウンドを生み出すシステムは、ライブ会場や映画館の臨場感を再現する「ムービーモード」でもその真価を発揮します。

モードオンにすることで、一気に広がる立体的サウンド。音に包まれる感覚を味わえる瞬間です。

ただし、あくまでも臨場感を楽しむためのモード。純粋なリスニング向けのチューニングというわけではないので、楽しむコンテンツによって都度モードを切り替える必要はありますね。

例えば、愛用中のワイヤレスイヤホンで、もっとも好みな音質なのが「Capsule3 Pro+」。同じSOUNDPEATSのワイヤレスイヤホンですね。

特にxMEMS社製MEMSドライバーがもたらす高音域の輝きは2万円以下クラスのイヤホンの中でも頭１つ抜けています。

イヤーカフ型にこだわらない音質重視派の方には現状、こちらのイヤホンこそがもっともコスパの高い選択肢。

どちらも超ハイコスパなイヤホンであることは保証します。あなたが必要なのはどちらですか？

スムーズなマルチポイント接続

「SOUNDPEATS CCイヤーカフ」は2台のデバイスに同時接続できるマルチポイント接続にも対応しています。

現在、Mac＆iPhoneで使用中。例えば、Macで流すBGMからiPhoneに掛かってきた電話への応答へと移動。そういった挙動もストレスなし。

専用アプリ「PeatsAudio」

SOUNDPEATSの専用アプリ「PeatsAudio」に対応する「SOUNDPEATS CCイヤーカフ」。

時代を変えるコストパフォーマンス

そして、「SOUNDPEATS CCイヤーカフ」の圧巻のコストパフォーマンス。

究極の装着感＆高音質サウンドがこの価格で手に入る。

時代は変わりました。この体験は僕たちのものです。

感想｜CCイヤーカフのメリット＆デメリット

「SOUNDPEATS CCイヤーカフ」を使って感じたメリット＆デメリットをまとめます。

イヤーカフ型イヤホンの救世主とも言える本製品。ただ、だからこそ気になる点もチラホラと。

メリット

「SOUNDPEATS CCイヤーカフ」で特に気に入ってるのがこちら。

高音質なイヤーカフ型イヤホン、あるいは「ながら聴き」用のイヤホンをお探しなら、もうこれで良いですよと強くおすすめします。

この快適な装着感＆高音質サウンドがこの価格で手に入る。そのコストパフォーマンスは圧巻。

これこそが「SOUNDPEATS CCイヤーカフ」の最大の恩恵なんじゃないでしょうか。

デメリット

一方、以下については気になる点も。

正直、「PeatsAudio」内蔵のプリセットイコライザーはちょっと満足には至りませんでした。

確かに、プリセットの切り替えによるサウンドの変化は感じます。が、それが活きているかというと、少々むずかしい。

搭載のプリセットはおそらくこれまでの製品のものの流用でしょう。

本製品でイコライザを使うなら、プリセットではなくカスタマイズ。いつもより少々極端なチューンを施すのがおすすめです。

ただ、そこまでこだわらないのなら、デフォルトのままでも大丈夫。それでも充分に高音質なサウンドを楽しめます。

また、「SCCイヤーカフ」のタッチ操作には若干の不安定さを感じます。

耳の穴に差し込みガッチリ固定する一般的なイヤホン、耳に挟む形で固定するイヤーカフ型との違いでしょうか。

「SOUNDPEATS CCイヤーカフ」の連続再生時間は、イヤホン単体で6時間、ケース使用で最大24時間。

これは一般的なイヤホンであればまったく問題にならない性能です。

ただ、1日中装着していても苦にならない本製品。使用時間が長くなるのは自然なこと。

そんな贅沢なわがままを言いたくなるのも、このイヤホンのデメリットであり、魅力です。

まとめ｜もう「ながら聴き」はこれで良い♪

本記事では話題のながら聴きイヤホン「SOUNDPEATS CCイヤーカフ」をレビューしました。

これまで手を出しづらかった高音質なイヤーカフ型イヤホンが手の届く場所へと。

そう強くおすすめできるハイコスパなオープンイヤーイヤホンです。

確かに欠点がないわけではありません。ですが、そんなのは誤差と言っても良いレベル。

さすがにこれで満足できないと言われると、僕としてもちょっとお手上げ。それくらいの勢いで超おすすめなイヤーカフ型イヤホンです。