どうも、ひで(@hidetoshitwitt )です。
ここに来て大きな盛り上がりの気配を感じるARグラス。
本記事でレビューする「Rokid Max」は競合製品に対し、特に映像体験に強みを持つRokidのハイエンドな次世代ARグラスです。
Sony製マイクロOLED採用のディスプレイが仮想空間上に作り出す215インチ相当の巨大スクリーン。
そこで流れる大迫力&高精細な映像は圧巻の一言♪ 事前の予想を余裕で超えてくる美しさ。
さらには映画館並の音質を誇るスピーカーや眼鏡ユーザーには特に嬉しい「近視度数調整機能」など。自分だけのプライベートシアターをより快適にする機能ももりだくさん。
でも、かつての僕のように、ARグラスやスマートグラスに興味はあるものの、敷居の高さを感じている方もまだまだ少なくはないのかもしれません。
そんな方にこそ紹介したいのがこの「Rokid Max」と「Rokid Station」を組み合わせ♪
Rokid Maxの真骨頂は、僕のようなARグラスが初めての素人ユーザーだけでなく、僕の70代&80代の両親ですら、快適に、そして、簡単に扱えてしまうデバイスだということ。
この仮想空間の世界はもはや「詳しい人&好きな人」だけのものではない♪
この記事で一番伝えたいのはこの1点。
この記事はこんな疑問や不安をもつ「これからARグラスを初体験するあなた」に向けて書いています。
- ARグラスって何ができるの?
- 眼鏡ユーザーだけど大丈夫?
- 本当に高品質な映像を楽しめるの?
- 迫力あるゲームは楽しめる?
- 今までの動画配信サービスは使えるの?
- 難しくない?初めてでも大丈夫? など
一人でも多くのARグラス初心者さんにRokid Max、そして、ARグラスの魅力が伝われば幸いです。
\ ドコモでの発売もスタート! /
- どこでも誰でも手軽にパーソナルシアターが手に入る
- 215インチ相当の大迫力で高精細な巨大スクリーン
- ゲームプレイにも満足な120Hzの滑らかな映像
- 度数調整機能で眼鏡ユーザーにも安心
- HDCP対応でいつもの動画サービスを高画質で楽しめる
- 接続デバイスやアプリ次第でまだまだ広がる可能性
- Rokid StationもUSB-Cケーブル1本で使いたい
- 眉間の熱は少し気になる
- サウンドは映像に比べて「圧」不足
- 3DoFセンサーなどの機能はより活かしたい
Rokid(ロキッド)とは?
Rokid(ロキッド)は拡張現実、人工知能、ロボットの研究と製品開発を専門に2014年7月に設立。アメリカ・カリフォルニア州サンカルロスと、中国の杭州と深圳にオフィスを構える。
「誰も取り残されることのない世界の実現」のミッションのもと、優れた工業デザインと最上級のユーザー体験の提供を目指す。
ARの先駆者とも言える企業であり、ARグラスについても2018年に発表された「Rokidグラス」以降、「Rokid Glass 2」「Rokid Air」「Rokid Air Pro」。そして、今回の第2世代コンシューマー向けARグラス「Rokid Max」と多数のデバイスを展開。
Rokid Max|最高の映像を届けるARグラス
Rokid Maxとは?
「Rokid Max」はより軽く、綺麗に、高音質なサウンドとともに没入感ある映像やゲームを楽しめる次世代ARグラス。近視度数調整機能も搭載。215インチ相当の巨大スクリーンのホームシアターを持ち運べる感動を。
付属品&同梱品
- Rokid Max
- 遮光カバー
- ノーズパッド
- 携帯用ケース
- クリーニングクロス
- 取扱説明書 等
製品仕様|Rokid Max
ブランド | Rokid(ロキッド) |
製品名称 | Rokid Max |
ディスプレイ | マイクロ OLED ディスプレイ |
解像度 | FHD 1920×1080 ピクセル RGB (片目あたり) |
コントラスト比 | 100000:1 |
FOV(視野) | 50° |
輝度 | 最大 600 Nits |
リフレッシュレート | 120Hz |
色域 | sRGB 106%(面積比) |
マイク | HDディレクショナルスピーカー*2 ノイズキャンセリングマイク*2 AI音声制御 |
視度調整 | 0.00D~-6.00D |
センサー | 強化された9軸(IMU) 3DoF ヘッドトラッキング 装着検知 |
接続性 | USB-C ディスプレイ ポートと OTG を備えたデバイス (Android 10 以降) |
重さ | 75g |
カラー | スペースブルー |
備考 | 2D/3D切り替え、明るさ6段階 |
Rokid Station|Google認定のポータブルAndroid TVデバイス
Rokid Stationとは?
「Rokid Station」は世界初のGoogle認定ARグラス用ポータブルAndroid TV™デバイス。Rokid MaxなどのARグラスと組み合わせることで、大迫力のシアター体験をいつでもどこでもポケットに入れて持ち運べます。
付属品&同梱品
- Rokid Station
- Rokid Station リモコン
- USBケーブル Type A-C
- Micro HDMI to Type-C ケーブル
- ユーザーマニュアル 等
製品仕様|Rokid Station
ブランド | Rokid(ロキッド) |
製品名称 | Rokid Station |
ハードウェア | 64ビット 4-コア ARM CPU |
ストレージ | 32GB |
バッテリー | 5000 mAh |
接続ポート | HDMI |
接続方法 | 要素 |
特殊機能 | 3Dウェブ動画対応、3D動画ファイルインポート対応、ネットワークディスク 3D動画ファイル対応 クラウドオフィス。ワイヤレスミラーリング |
重さ | 148g |
カラー | スペースブルー |
備考 | HDCP、Google エコシステム、クラウドゲーミング |
感想|想像以上♪がめいいっぱい詰まったARグラスです
Rokid MaxとRokid Stationの組み合わせ(Rokid AR Joy Pack)が生み出す想像以上の体験とは?
僕自身、ARグラスは初体験。家族や両親などを巻き込みながら本製品を使う中で感じた魅力や特徴などをまずは次の4つのポイントに絞り込んで紹介します。
- 没入感ある大画面スクリーンの凄さ
- 視度調整機能の有効性
- 高画質で楽しめる豊富なコンテンツ
- 素人でも手軽に楽しめる敷居の低さ
没入感ある大画面スクリーン
Rokid Maxは仮想空間上、その6m先に215インチもの大画面スクリーンを映し出す最新のARグラス。
215インチと言ってもピンとこないかもしれません。(僕は来ませでした。)
少しわかりやすく表現すると、グラスを着用するとその場で自分だけのプライベートシアターが出来上がる。そんなイメージです。
何本かの映像作品を見た際の率直な感想は以下。
- 想像以上に美しい映像♪
- 大迫力&没入感♪
- 滑らか♪
- 明るい&高精細♪
今どきのARグラスってここまで来てるのか!?と感動と同時に驚きが
正直、巨大なスクリーンのゴリ押しによる迫力で押し切るような映像を想像していましたが、そんなレベルでは全くなく。
その巨大なスクリーンの中の映像は、くっきり明るく、明瞭で、ヌルヌル動く。つまりは、もう驚くほどに美しい。
Rokid Maxのこの大迫力かつ美麗な映像は、以下のようなスペックを持つSony製マイクロOLEDを使用したディスプレイによって実現しています。
- 50°の広視野角で6m先に最大215インチの巨大スクリーンを再現
- 片目あたりFHD 1080Pの高画質ディスプレイ
- 120Hzの高リフレッシュレートで映像やゲームも滑らかに
- 600nitsの高輝度で細部までくっきりと再現
映像表現に関しては競合製品をリードする性能だね!
視度調整機能で近視度数を調整可能
とはいえ、いかに美しい映像であれ、それがボヤケていては意味がない。
僕のような眼鏡ユーザーにとっては、なかなか敷居が高く感じるのがこの手の製品かも。
が、Rokid Maxに搭載される「視度調整機能」は眼鏡ユーザーの悩みや不安を大きく退けてくれる優れもの。
Rokid Maxは本体のグラス上部の調整ノブを回すことで、「0.00D to -6.00D」の範囲で近視度数の調整が可能。
度数を補正するインサートレンズなどをARグラスに取り付けなくても、ほとんどの眼鏡ユーザーが裸眼で、くっきりとぼやけずに美麗な映像を楽しめるスペックです。
よっぽど乱視が進んでいるような方でなければ、ほぼ、本製品だけで大丈夫そう。
実際、眼鏡一家である我が家族も、「僕以外」は全員、Rokid Maxの視度調整機能だけで問題なしでした。「めっちゃ、楽♪」とのこと。
マジで眼鏡ユーザーからすれば救世主のような機能だね!
ただ、残念ながら、僕自身は完璧とは行かず。実際は「映像はまあなんとか、大きめの文字なら目を細めれば、細かい文字はちょっと無理・・」といったところ。
とは言え、メガネやコンタクトなしで文字を読むことなんて考えられない生活を送っている身からすれば、これだけでも充分にこの「視度調整機能」の効果を確認できています。
僕自身は今のところ、「コンタクト」「強引に眼鏡の上から」「あきらめて裸眼で」でなんとか乗り切っていますw
もちろん、「視度調整機能」では補正しきれないユーザーのために、Rokid Maxにもオプションで「インサートレンズ」が用意されています。
機会があればこちらも試してみたいですね。
HDCP対応で豊富なコンテンツに対応
このようにRokid Maxは多くのユーザーにとって、迫力ある高精細映像を楽しむことができる素晴らしいデバイスです。
でも、良いハードだけあっても、充分なコンテンツがなければ話にならないよね?
が、この点もRokid Maxなら安心です。
Rokid MaxはHDCP対応。なので、普段お使いの動画サービスなどもこれまで通り自由に視聴することができます。
例えば、NetflixやAmazon Prime Videoなどの動画も、スマホ、タブレット、PCや、今回提供頂いた「Rokid Station」と接続すれば、すぐに迫力の大画面で高画質なままの映像を楽しむことが可能です。
初めての方でも手軽に体験可能
数多くの美しい映像コンテンツや迫力あるゲームなどを、没入感ある巨大スクリーンで即座に楽しむことができる。間違いなくこれがRokid Maxの最大のメリットです。
でも、こういうのに詳しい人にしか使えないんじゃ意味ないよね?
が、この点もご安心を。
Rokid Maxはマニアな方だけでなく、こういったARグラスが初めての一般人。それどころか、事前にちょっとした準備さえ済ませておけば、僕の70代&80代の両親ですら、気軽に使える想像以上に敷居の低いガジェットです。
多くの場合、ケーブル1本差すだけで、すぐに使えるのがRokid Maxのいいところ♪
Rokid Maxの活用シーン
ここでは、Rokid Maxを様々なデバイスと接続し、楽しむ様子を紹介します。
極力、手軽なセッティングで楽しめるシーンをまとめました。
- Rokid Max + Rokid Station
- Rokid Max + iPhone
- Rokid Max + Nintendo Switch
- Rakid Max + MacBook
Rokid Maxを始めとしたARグラス未体験の方にも、少しでもその活用シーンをイメージしていただけると嬉しいです。
Rokid Max + Rokid Station
最初に紹介するのはARグラス用のポータブルAndroid TV™デバイス「Rokid Station」との組み合わせ。
モバイルバッテリーと合体することで、持ち運び可能になったAndroidTVですね♪
Google認定という安心感も嬉しいポイント。
そのRokid StationとRokid Maxを組み合わせる最大のメリットは対応するスマホなどがなくても、簡単に多くのコンテンツが楽しめる点。
例えば、代表的なところだけでも以下のような動画サービスに対応しています。
- Amazon Prime Video
- AppleTV
- DAZN
- hulu
- Disney+
- ABEMA
- DMM TV
「You Tube」はもちろん、他にも「TVer」あたりにもしっかり対応しています。
ただし、Rokid Stationは「Netflix」には未対応の模様。検索してもアプリは見つかりませんでした。一部、未対応のサービスについては、スマホなど他の対応デバイスと接続することで楽しめます。
また、Rokid Station(と、内蔵されるAndroidTV)は操作や取り扱いも簡単。
AndroidTV自体が元々、リビングなどのテレビに内蔵して使用される製品です。
直感的に操作できるわかりやすいUIは、こういったARグラスとは好相性。
その他にも、Rokid Stationにワイヤレスキーボードを接続すれば、ちょっとした「拡張ワークスペース」のようなものを作り出すことも可能。このあたりも今後色々と追求したいです。
Rokid Max + スマホ&タブレット
対応するデバイスさえ手元にあれば、Rokid Maxとスマホの組み合わせが、もっともシンプルでわかりやすい活用シーンになるんじゃないでしょうか?
「ディスプレイ出力に対応したUSB-Cポート」を搭載したスマホやタブレットであれば、USB-Cケーブル1本で簡単にRokid Maxと接続可能。即座にデバイスの映像やコンテンツがRokid Maxのスクリーンに映し出されます。
例えば、USB-C搭載のiPad、ついにUSB-Cを搭載したiPhone 15シリーズなどがその代表格。
僕の70代&80代の両親はiPhone 15&iPhone 15 Proユーザー。二人にとって、このケーブル1本で両者をつなぐシンプルさはかなり刺さった模様です。
大画面でYou Tubeの動画を視聴したり、写真アプリの孫たちの動画やスライドショーを楽しんだりと♪
小さなスマホの画面よりも、よっぽど楽しい映像体験だったとのこと。また、「ケーブル差すだけ」なのも良かったみたいです。
Rokid Maxは、目を凝らしながら頑張ってスマホを使う高齢者とも好相性な製品です。
その他の対応機種の一部については以下を参考に。
ちなみに、Lightning端子のiPhoneはRokid Maxと接続できないのか?というと方法はいつかあります。
まず、無料でできるのは「ミラーリングアプリ」を使った連携。
iPhoneとRokid Stationにミラーリングアプリをインストールすることで、両者を間接的に接続可能。(アプリでできることが追加できるのも、AndroidTVを内蔵するRokid Stationのメリットですね)
ただし、この方法ではどうしても、ラグや映像のカクカク感が出てしまいます。実際に、常用するのは少々厳しいです。
もう1つの方法が公式の追加アクセサリー(「Rokid Wireless Adapter」)を使用すること。こちらも機会があれば試してみたいです。
ただ正直、iPhone15シリーズがあれば一番楽ですね。
残念ながら、我が家にはUSB-C搭載のiPhoneはありません。(両親が羨ましい、、)
なので、Rokid Stationでは対応していない「Netflix」や「ニコニコ動画」を視聴する際には、USB-C搭載のiPad Proを使用しています。
Rokid Max + Nintendo Switch
ゲームプレイもRokid Maxでの醍醐味の1つ。
ベッドに入ったままのゲームは快適の一言かも
ダメ人間になりそうだけどねw
ただし、「Nintendo Switch」の場合、これまでのRokid StationやiPhoneなどとは違いケーブル1本とは行かず。
Nintendo SwitchをRokid Maxに接続するためには、別売りのアクセサリー「Rokid Hub」を間に噛ます必要があります。
別途、購入は必要にはなりますが、充電しながらSwitchで遊べるのはメリットかもしれません。持ち運びを考えるならドッグよりも手軽です。
Rokid HubはSwitch以外のデバイスにももちろん対応。
iPhoneを充電しながらRokid Maxと接続することも可能。あればあるで有効に使えます。SwitchユーザーさんはRokid Maxに合わせて手に入れておいても良いかもしれません。
Rakid Max + PC&Mac
最後にRokid MaxとMacBook Airを接続した例を紹介。こちらもUSB-Cケーブル1本で接続可能。
MacBook AirなどのPCと接続したRokid Maxはその外部ディスプレイとして認識されます。
「ミラーリング」として使用した場合、MacBook Airのリアルディスプレイよりも巨大なディスプレイが眼の前に出現します。
例えば、外付けキーボードを使っているようなケースであれば、普通に恩恵はありますね。
「拡張ディスプレイ」として使用した場合、Rokid Maxは2枚目のディスプレイとして認識されるので、作業領域を広げることが可能。
活用アイデアとしては、カフェなどで他人には見られたくないファイルなどを取り扱うシーンなど。そのようなファイルをRokid Max側に持ってきて作業をすれば、他人の覗かれる心配はないですね。
とは言え、Rokid Maxでの映像の視聴やゲームプレイとは違い、MacBookとの連携については、「世界が変わる!」ほどのインパクトはまだないです。
上記であれば、「体験が大きく向上!」と言えるのですが、PCとの連携によるオフィスワークなどに関してはまだまだ「生産性が向上する!」には至らずかなと。
使えるケースもなくはない、といったところかな。
Rokid Maxに搭載されてる「3DoFセンサー」を活用できれば、大きく変わりそうなんだけど・・
ここは、他社のARグラス製品も含め、今後に期待といったポイントですね。
デメリット|Rokid Max&Stationの気になる点
仮想空間に現れる大型スクリーンのクオリティの高さや、それを活かすための多彩なコンテンツ。そして、僕のようなARグラス初体験の素人や70代、80代といった高齢者の方でも気軽に楽しめる手軽さなど。
ここまではRokid Max & Rokid Stationの魅力を中心にその特徴を紹介しました。ただ、本製品を使用する中で、いくつか気になった点も。
Rokid Stationのケーブル
「Rokid Max + Rokid Station」の両製品に触れる中で一番気になったのが、Rokid Stationの出力端子。
この出力端子が「microHDMI端子」。これが本製品の最大のネック。(右側は充電用のUSB-C端子)
これがUSB-C端子であれば最高だったのですが・・
Rokid Maxとケーブル1本で接続可能なのは、他のデバイスと変わりません。ですが、それが「専用ケーブル」となってしまうのが少々(よりも少し大きめな)残念ポイントです。
スマホなどと接続するためのUSB-Cケーブルと、この専用ケーブル。場合によっては、2本のケーブルを持ち運ぶ必要が生じるケースも。また、専用ケーブルのため、断線などの破損にはより神経を使うことにも繋がります。
いずれはUSB-Cケーブルに1本化できるようになると嬉しいですね。
Rokid Maxの熱について
Rokid Maxの使用を続けていると、上の画像のちょうど眉間の部分がほんのりと熱を持ちます。
画面できないような熱さなどではなく、本当に「ほんのり」といった感じなのですが、、その場所がかなり気になりやすい場所なのが。一度気になりだすと、本当に気になるんですw
高音質サウンドも映像には負ける
最初に言っておくと、Rokid Maxのステレオスピーカーの音質は悪いものではありません。むしろ、なかなか高音質。
特にボーカル、というか人の声がよく通る印象。
例えば、You Tubeやバラエティ作品などを視聴している分にはこのスピーカーで全然問題ありません。
ただ、映画やアニメなど、あるいはゲームプレイでの迫力ある映像シーンでは、少々「圧」が足りないと感じます。やや迫力不足。
良すぎる映像クオリティに音が負けるケースもチラホラと。
正直、常用するのは面倒ですが、視聴する作品などによっては、お気に入りのワイヤレスイヤホンと併用することも考えたほうが良いかもしれません。
あと、ここまで要求する人は少ないかもですが、Rokid MaxかStationのいずれかに、有線イヤホンが接続できる端子があれば嬉しいな、と。アイテム的に線は少ないほうが良いかもですが。
まとめ|Rokid Max&Rokid Stationがもたらすものは?
本記事では最新の高性能ARグラス「Rokid Max」とポータブルAndoroidTVデバイス「Rokid Station」をレビューしました。
Rokid Maxだけでもスマホやタブレットに接続することで、大迫力スクリーンで多彩な映像コンテンツやゲームプレイが楽しめます。ですが、Rokid Stationと組み合わせれば、より気軽に多くのコンテンツを楽しめます。
そして、何よりもお伝えしたいのが
Rokid Max&Stationがあれば誰でも簡単に自分だけのプライベートシアターが手に入る♪
例えば、ドコモが本製品の取り扱いを開始したことからも想像できる通り、ARグラスはもはや完全に僕ら大衆の手に届くところまで降りてきています。
- どこでも誰でも手軽にパーソナルシアターが手に入る
- 215インチ相当の大迫力で高精細な巨大スクリーン
- ゲームプレイにも満足な120Hzの滑らかな映像
- 度数調整機能で眼鏡ユーザーにも安心
- HDCP対応でいつもの動画サービスを高画質で楽しめる
- 接続デバイスやアプリ次第でまだまだ広がる可能性
- Rokid StationもUSB-Cケーブル1本で使いたい
- 眉間の熱は少し気になる
- サウンドは映像に比べて「圧」不足
- 3DoFセンサーなどの機能はより活かしたい
ただ、まだ一部、Rokid Max本来の機能や仕様をすべては活かしきれてないなとも感じます。
良くいえば、そこにある「可能性」にどうやってたどり着くか? それをリアルタイムで体感できるまたとないタイミングだとも言えるわけですが。(iPhone 3GやNEXUS7の頃の楽しかった思い出をもう一度)
最後に、本記事では「Rokid Max + Rokid Station」をセットに紹介を進めましたが、すでに対応するスマホやタブレットなどのデバイスをお持ちなら、ARグラスの「Rokid Max」のみの購入でも大丈夫。
グラス単体の購入でも余裕で最高の映像体験は手に入る!
一方、対応デバイスをお持ちでない方、そういうのがいまいちよくわからない・・なんて方は「Rokid Max + Rokid Station」のセットで購入するのが安心です。
ドコモショップでは「Rokid AR Joy Pack」として発売されています。
この2つのがあれば、拍子抜けするほど簡単に、目の前に大迫力なプライベートシアターを作り出すことが可能です♪
最高の視聴体験。あなたもぜひ。
とは言え、僕のARグラス生活も始まったばかり。これからまだまだ新しい体験に触れることができるはず。
今後も機会があれば、どんどん新しい情報を出していきますね。
最後までありがとうございました!