どうも、ひで(@hidetoshitwitt )です。今日もディスプレイに囲まれながら、キーボードを叩いています。
話変わって、僕も複数のアイテムを愛用しているUGREEN(ユーグリーン)。充電器やUSBハブなど多数の周辺機器を展開するガジェット好きの間では人気の高いブランドです。
競合する大手メーカーに引けを取らない製品の信頼性、機能性、そして、デザイン性。
それら大手メーカーと比べて、競争力のある価格設定なども個人的には手を出しやすい理由の1つ。
本記事で紹介する「UGREEN Revodok pro 313 13-in-1 ドッキングステーション」は以下の特徴に目が行く本格仕様の製品です。
- 13-in-1の超充実ポート類を搭載
- 4Kディスプレイ×3画面の同時出力に対応
- 最大10Gbpsの高速データ転送に対応
この仕様ながらもリーズナブルな価格設定も魅力だね!
いつものUGREEN製品と同様に、信頼性、機能性、デザイン性、そして、高コスパな仕上がりです。
一見すると本格的に過ぎる、とも感じる本製品。ですが、「Revodok pro 313」の最大のメリットはその先にこそありました。
これはより本格的な作業環境をより手軽に構築するためのドッキングステーション♪
- ノートPCでも本格的なマルチディスプレイ環境を構築したい方
- 常日頃、PCのポート不足にお悩みの方
- この手の製品に興味はあるけど、敷居の高さも感じている方 など
本記事では「UGREEN Revodok pro 313」の特徴や機能、その使用感などを一部デメリットなども交えつつレビューします。
- 1つのポートに多くの機能を集約!
- 即座にいつもの作業環境を再現できる
- 4K×3の同時出力!手軽に4画面環境を
- 使いやすいポート構成とレイアウト
- 最大10Gbpsの高速転送に対応
- 一日通して高い安定性と放熱性能
- 高い信頼性とコストパフォーマンス
- 用途に対してコネクタケーブルが短め
特徴|UGREEN Revodok USB-C 13in1 ドッキングステーション
デスク上に至高の喜びを表現する。「UGREEN Revodok pro 313」は4K3画面出力をサポートし、作業効率を大幅に高めてくれるUSB-C 13-in-1 ドッキングステーション。動画編集、プログラミング、オフィスワークなど様々なシーンでの作業環境を一変します。
付属品&同梱品
- ドッキングステーション本体
- 取扱説明書 等
シンプルなパッケージ。
多国語に対応する説明書は日本語にも対応。ディスプレイ設定についての説明が主な内容です。
製品仕様|UGREEN Revodok pro 313
ブランド | UGREEN |
製品名称 | Revodok pro 313 |
インプット | USB-C |
ポート | USB-A 3.0 ×2/USB-A 3.2 ×2/USB-C Power(PD 100W)/USB-C 3.2/ SDカードスロット/microSDカードスロット/LANポート/HDMI ×2 /DP/オーディオマイク |
最大ディスプレイ解像度 | 4K@60Hz |
拡張モニター | 3台 |
最大転送速度 | 10Gps |
サイズ | ハブ:16.5×7.0×1.9cm ケーブル:約20cm |
重さ | 234g |
生産 | Made in China |
製品チェック|UGREEN Revodok pro 313
13in1仕様の大量ポート搭載のUSB-Cドッキングステーション「UGREEN Revodok pro 313」。
洗練されたアルミボディも目を引きますね♪
ここではまず、本製品「UGREEN Revodok pro 313」のポートを中心とした仕様、外観・デザインなどをチェックします。
- 各ポートをチェック
- ディスプレイの仕様について
- デザイン性
- サイズ感
ポート類の詳細|多彩な13ポート
Revodok pro 313 を特徴づける豊富な機能を備える13ものポート群。
本体前面にはデータ転送用を中心とする7つのポートがレイアウト。
- SDカードスロット
- microSDカードスロット
└ 最大104MB/sの転送速度 - オーディオマイク
└ 3.5mm - USB-A 3.0
└ 最大5Gbpsの転送速度 - USB-A 3.2
- USB-A 3.2
└ 最大10Gbpsの転送速度 - USB-C 3.2
└ 最大10Gbpsの転送速度
USBは10Gbps対応のGen2仕様が3つ、5GbpsのGen1仕様が1つと好バランス♪
10Gbps高速伝送での速度目安はおおよそ「1GBを1秒弱」。20GBファイルなら約16秒で転送可能です。
後面には4K@60Hzに対応する3つのディスプレイ出力を始めとした6つのポートを搭載。
- USB-C PD充電ポート
└ PD 100W - DP ポート
└ 最大4K@60Hzの解像度 - HDMIポート
- HDMIポート
└ 最大4K@60Hzの解像度 - USB-A 3.0
└ 最大5Gbpsの転送速度 - LANポート
最大1000Mbpsの転送速度
最大3台の4Kディスプレイへの拡張に対応!
ディスプレイ出力の仕様については以下でもう少し詳しく解説します。
ディスプレイ出力|OS毎の仕様の違い
WindowsPCでは「マルチディスプレイ拡張モード」に対応。
3台の外部ディスプレイにそれぞれ異なる映像出力が可能です♪
つまり、ノートPCのモニターとあわせて最大4画面だね!
各ポートともに映像出力は最大「4K @60Hz」。シングルディスプレイ、デュアルディスプレイではいずれのポートも最大の「4K@60Hz」での出力に対応。外部3枚出力のトリプルディスプレイでは「4K@60Hz ×2台/4K@30Hz ×1台」での出力となります。
強力ではあるけどシンプルな仕様。なので、専用ドライバーなどは不要。そんな手軽さも良し♪
MacOSでは複数の外部ディスプレイに異なる映像を出力する「マルチディスプレイ拡張モード」には非対応。
拡張モードでも、外部ディスプレイはそれぞれがミラー状態、同じ映像が出力されます。
実質、個人の作業用途では外部出力は1台にのみ制限される形。
マルチディスプレイを想定するなら、どちらかというとWindows向きの仕様。一方で、その他のポート構成はかなりMac向き。
外部ディスプレイは1枚の「2画面構成」で問題ないならMacユーザーも充分選択肢に入るスペックを持つ製品です。
MacBook Pro&Airでトリプルディスプレイ環境を作るなら
DisplayLink対応の「UGREEN Revodok Pro 209 USB C ドッキングステーション」などを選択肢に入れると良いでしょう。
専用ドライバーのインストールなどは必要になりますが、こちらも比較的リーズナブルな価格での導入が可能です。
サイズとデザイン
アルミ製のボディを中心に醸し出される高級感も「UGREEN Revodok pro 313」の魅力の1つ。これは、本製品だけでなく、他のUGREEN製品にも共通するメリットですね。
重さは実測で「234g」。これは僕のケースを装着したiPhone 14 Proとほぼ同じ重さ。
サイズも面積で言えば、iPhone 14 Proと近いものがあります。
持ち運び用途として使用するには少々辛いサイズ感かも。
以下は僕が携帯用に使用するUGREENのUSBハブ「Revodok 105 5in1」との比較。
携帯用のハブとはサイズ感がまったく異なるのはわかってもらえるはず。
UGREEN Revodok pro 313はあくまでも据え置きで使用する環境構築用のドッキングステーションと考えるべき。
携帯用のUSBハブをお探しなら、上記にあげた「Revodok 105」やSD/TFカードスロット搭載の「Revodok 1071 7in1」などが良いのでは? 手頃な価格もいいですね。
ケーブルの長さは端子部分などを除いて約20cm。
オーソドックスな長さだけど、もう少し余力が欲しいとも感じるね
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レビュー|実は「手軽さ」こそが最大の魅力!
ドッキングステーションを使用するメリットは、1つのポートに機能を集約できること。
対応するPCのポートにケーブル1本を挿すことで、より多くの周辺機器への接続や映像出力、LAN接続、パススルー充電など、様々なニーズに対応する機能が追加できます。
- 不足しがちなノートPCのUSBポートを確保
- ノートPCに数多くの機能を追加できる
- ケーブルの取り回しを整理できる
- 即座に作業環境を構築(再現)できる
- 結果、生産性や作業性が爆上がり!? など
特に13ものポートを備える「UGREEN Revodok pro 313」であれば、その自由度の高さは言うまでもなし。
自分のニーズにあった作業環境が無理なく作れるはずですね♪
が、実際に「Revodok pro 313」使用することによって、それ以外にも本製品ならではのメリットが見えてきました。
ここでは、以下の5つのポイントから本製品の魅力やそのメリットに迫ります。
- 即座に作業環境を再現
- 自分のニーズにあった本格環境
- 4K3台!手軽にマルチディスプレイ環境を
- 使い勝手に優れた強力なポート構成
- 高いコストパフォーマンス
即座に作業環境を再現できる
ケーブル1本で即座にいつもの作業環境に。ノートPCユーザーにとってはこれは本当に大きな魅力。
あらかじめ「UGREEN Revodok pro 313」を中心としたセッティングを済ませておけば、帰宅時には持ち出していたノートPCにケーブルを1本繋ぐだけ。
それだけで、マルチディスプレイ、外部キーボード、マウス、その他の周辺機器がセットされたいつもの作業環境が完成します。。
1本でいつもと同じ。シームレスな作業環境が手に入ります♪
自分のニーズにあった本格環境が手に入る
「UGREEN Revodok pro 313」は13in1仕様と、大量のポート類を備えるドッキングステーション。ノートPCだけでは実現不可能な本格的な作業環境を作り出すのも難しくはありません。
例えば、マルチディスプレイを中心に据えたあなただけの作業スペースが。
僕だけでなく、様々なユーザーのニーズに応える環境作りができるはず♪
4K3台!手軽にマルチディスプレイ環境を
「UGREEN Revodok pro 313」は最大3台の4Kディスプレイへの拡張表示に対応しています。最大「4画面環境」ですね。
ただ、僕のところは現状、以下のような構成。2台のウルトラワイドモニターとノートPCでの「3画面環境」です。
これでもそれなりに充実した環境ではあるのですが、「UGREEN Revodok pro 313」にとってはまだまだ余裕のある状況。
リフレッシュレートも「100Hz」「75Hz」とそれぞれのディスプレイのスペック最大を維持可能です。
作業内容や用途にもよりますが、必ずしも4Kにこだわる必要もないでしょう。
また、検証から本格稼働まで、日中通してフルにPCを稼働させるような使い方をしています。ですが、今のところディスプレイ出力やデータのやり取りなどで不安定になることもなし。アルミボディによる放熱性も効いているように感じます。
今後、落ち着いた頃にもう1台ディスプレイを追加予定。「4画面環境」については、そのときにあらためて。
使い勝手に優れた強力ポートな構成
「UGREEN Revodok pro 313」は想像以上に、手軽さ、扱いやすさが際立つ製品でした。
これだけのポートがあると、なんとなく「難しそう・・」など構えてしまうかもしれません。実際、僕もそうでした。
ただ、この点はまったくもって心配無用♪
確かに、大量のポートを搭載する「UGREEN Revodok pro 313」。ですが、いざ使ってみると、そのポート構成やレイアウトはともにシンプル。特に悩むことなく使えます。
また、その各ポートの仕様。その1つ1つはけっこう強力!
例えば、データ転送用の5つのUSBポートはすべてGen1以降の高速転送に対応。(10Gbps ×3/5Gbps ×2)
- USB-A 3.0 ×2
└ 最大5Gbpsの転送速度 - USB-A 3.2 ×2
└ 最大10Gbpsの転送速度 - USB-C 3.2 ×1
└ 最大10Gbpsの転送速度
外部ストレージとのやり取りにも、基本ストレスを感じることはないはずです。
ポート数やディスプレイの表示台数などのスペック値にばかり目が行きがちですが、その強力な仕様を手軽に使えること。
これは間違いなく本製品の大きなメリットですよ♪
高いコストパフォーマンス
手軽に、と言うなら価格についてもそうだよねー
スペックやその結果として手に入れることができる作業環境など。こに対して、高いコストパフォーマンスを示しているのも「UGREEN Revodok pro 313」を選ぶメリットです。
WindowsPCでの使用の際は当然として、ディスプレイの仕様に制限のあるMacであっても、某大手A社、B社などの同等クラスの製品に対し、多くの場合、競争力のある価格設定になっています。
「UGREEN Revodok pro 313」の魅力を簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。
自身のニーズにあった作業環境を、即座に、手軽に、高いレベルで構築できる♪
これは、ブランドとしての信頼度、機能性、安定感、デザイン性、そして、コスパに優れたUGREENならではのものと言えるのかも。
気になる点|Revodok pro 313のデメリット
続いては、「UGREEN Revodok pro 313 13-in-1 ドッキングステーション」を検証、使用する中で感じた気になる点についてまとめます。
PCに接続するケーブル、ちょっと短い・・
本製品のケーブルの長さは約20cm。
例えば、携帯用のUSBハブとしてならオーソドックスな長さだと思います。先の「Revodok 105 5in1」などはそうですね。特に不満は感じません。
ただ、マルチディスプレイを前提に、本格的な作業環境を作るためのドッキングステーションのものとしては、正直、少々厳しいです。
この様なケース、デスク上には複数のディスプレイやその他の周辺機器など、様々な機材がユーザーの環境に応じて配置されているはず。
結果、取り回しの自由度が大きく制限されるんですね。
実際、うちの「Revodok pro 313」はデスクの最奥へと押しやられてしまっています・・
そのため、各ポートへのアクセス性は少々損なわれることに。これはちょっと残念。
ただ、使用中のノートPCの仕様にも一因はあります。このPCのUSB-Cポート(Thunderboltポート)は本体の側面ではなく、背面にのみ配置されているんですね。
本体側面にUSB-Cポートが搭載のマシンであれば、このあたりは幾分マシにはなるでしょう。
とは言え、「半径20センチの取り回し」では限界も・・
今後、デスプレイを追加時には、またデスク周りを組み直す予定。その際にでも、以下の様な延長ケーブルを導入するなどで、ドッキングステーションの配置に自由をもたせることも考えたいですね。
このあたりの検証は今後の課題だね
と、実のところ、現状では「Revodok pro 313」への不満点はこの程度。かなり少ないです。
例えば、本製品より上の仕様やスペックを求めるとなると、一気に価格が跳ね上がるThunderbolt対応製品なども視野に入るでしょう。
ここまでに紹介したように2万円以下の製品で、これだけの環境が手に入ることを考えると、これ以上を望むのは必ずしもメリットではないとも。
ここからさらに予算を上乗せするなどで、他の製品を検討すべきなのは、以下の様な方に限定されるのではないでしょうか。
- 普段から頻繁に、大サイズの動画フィアルなどを多数取り扱う方
- MacBookで3画面以上のマルチディスプレイ環境を構築したい方 など
まとめ|本格環境をより手軽に楽しむためのドッキングステーション
本記事では3台の4Kディスプレイへの同時出力可能な3つのポートなど、13ものポート類を備える13in1 USB-Cドッキングステーション「UGREEN Revodok pro 313」をレビューしました。
製品名に「pro」を冠するだけある本格仕様ながらも、比較的手を出しやすい価格も魅力の1つ。
想像以上に手軽に使える本格派ドッキンステーション♪
- 1つのポートに多くの機能を集約!
- 即座にいつもの作業環境を再現できる
- 4K×3の同時出力!手軽に4画面環境を
- 使いやすいポート構成とレイアウト
- 最大10Gbpsの高速転送に対応
- 一日通して高い安定性と放熱性能
- 高い信頼性とコストパフォーマンス
- 用途に対してコネクタケーブルが短め
その仕様だけを見ると敷居の高い製品にも感じます。ですが、「Revodok pro 313」の最大のメリットはその本格的な作業環境を手軽に手に入れることができることだと感じます。
本気の作業環境をもっと手軽に、もっと自由に♪
この様なドッキングステーションなどに興味は持ちつつも、敷居の高さに手を出せずにいるような方にこそ、強くおすすめしたいアイテムです。
- ノートPCでも本格的なマルチディスプレイ環境を構築したい方
- 常日頃、PCのポート不足にお悩みの方
- この手の製品に興味はあるけど、敷居の高さも感じている方 など