Insta360 Flowをレビュー｜高機能なのに驚きの手軽さ♪AI駆動のスマホ用ジンバル

どうも、ひで（ @hidetoshitwitt ）です。

「スマホでの動画撮影をもっと高いクオリティでこなしたい！」「でも、そのクオリティはもっと手軽に＆簡単に手に入れたい♪」

「Insta360 Flow」はそんなわがままな（？）要望にしっかりと応えてくれる高機能＆コンパクトなAI駆動型のスマホ用ジンバルです。

高い精度を誇るAIによる被写体追跡補正や、3軸手ブレ補正によるスマホでの滑らかな動画撮影。さらには、同じくAIを駆使することで、より容易にシネマティックな映像作りを可能にする動画作成ツールなど。

Insta360 Flowはスマホでの動画撮影＆映像作成をさらなる高みに引き上げてくれるアイテムです。

でも、それだけで終わらないのがこの製品の凄さ。

より高度なスマホ用ジンバルをお探しの方はもちろんとして、ジンバルを使った動画撮影が初めての初心者さんにも安心しておすめできる。

それが「Insta360 Flow」。

本記事では、AI駆動型のスマホ用ジンバル「Insta360 Flow」の特徴や機能、実際に使ってみた感想などを詳しくレビューします。

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本記事はInsta360様より製品の提供を受け作成しています。一部の画像は許可の元、使用しています。

特徴｜AI駆動型スマホ用ジンバル「Insta360 Flow」

スマホでの動画撮影を新たな次元へ。「Insta360 Flow」は高精度な3軸手ブレ補正＆AI追跡機能などを始め多彩な機能を備えるスマホ用の高機能ジンバルです。

Insta360 Flow 使用イメージ

解説＆検証動画

付属品＆同梱品

その他のバンドル（通常版/プロ三脚キット）の付属品は以下で確認してください。

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製品仕様｜Insta360 Flow

ブランド	Insta360
製品名称	Insta360 Flow
対応スマホ	厚さ：6.9-10mm 幅：64-84mm 重さ：130-300g
サイズ	収納時: 79.6*162.1*36mm 伸張時: 73.6*269.4*69.9mm
自撮り棒の長さ	215mm
内蔵三脚のサイズ	伸張時の長さ: 80 mm 直径: 187.6 mm
充電端子	USB-C
バッテリー容量	2900mAh
連続録画時間	12時間目安（使用環境による）
可動域	パン：-230°〜100° ロール：-150°〜180° チルト：-100°〜82°
最大制御速度	120°/秒
Bluetooth Ver.	Bluetooth 5.0
カラー	ストーングレイ/サミット・ホワイト
バンドル	通常版/クリエイターキット/プロ三脚キット

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Insta360 Flow｜扱いやすさの理由

高精度な3軸手ブレ補正やAIによる被写体追跡機能（ディープトラック3.0）、多彩な動画編集機能など、高い機能を誇るAI駆動型スマホ用ジンバル「Insta360 Flow」。

が、本製品の最大の魅力は、その高機能をより気軽に、そして簡単に取り扱うことができること。

機能の解説に入る前に、まずはこのInsta360 Flowをなぜここまで手軽に扱うことができるのか？ その秘密に迫ってみることにします。

高機能をいつでもコンパクトに持ち運ぶ

コンパクトに折りたたむことで、高機能なジンバルを気軽に持ち運ぶことができる。

上記はこれまでミラーレス用に使用していた他社製の多機能ジンバル（ブラック）とのサイズ比較。ミラーレスだけでなく、スマホにも対応しています。

確かにその高機能っぷりは凄まじいものがあるのですが、、スマホといっしょに手軽に持ち運ぶのにはちょっと荷が重い。

が、Insta360 Flowなら、そんな心配はどこ吹く風。

以下はiPhone14Pro用のスマホケースとのサイズ比較。このコンパクトさを見て欲しい。

クリエイターキットに付属のキャリーバッグに収納すれば、カバンの中でもほぼ邪魔にならないサイズ感です。

また、コンパクトさだけではなく、引っ掛かりの少ない形状に折りたたみができるので、ズボンのポケットからの出し入れも非常にスムーズ。

また、このあと解説しますがInsta360 Flowは「三脚＆自撮り棒＆スマホ用充電器」内蔵のオールインワン設計になっています。

1ステップで即座に起動

ワンステップ高速展開。

普段はコンパクトにたたんで持ち運ぶことができる「Insta360 Flow」。撮影チャンスでは、上の動画のようにグリップ部分をサッと手前に引き出すだけで即座に起動します。

歩きながらでも展開可能な手軽さ＆スピード感は感動もの。

また、ジンバルの展開が完了するとスマホに通知が飛んで来ます。タップすれば、即座に専用アプリが立ち上がり、撮影をスタート可能。

スマホのマウントはスマートフォン用の磁気クランプを用いたマグネット着脱方式を採用。

強力な磁力で、こちらもスムーズに取付可能。

多彩な操作を片手に集約

直感的な操作も「Insta360 Flow」を気軽に扱うことを可能にする大きな要因です。

グリップ部分に搭載のスマートホイールとトリガーボタンで、主要な操作や機能の大部分にアクセス可能。

Insta360 Flowのスマートホイールはシンプルなデザインながらも、この一箇所の中にに、次の7つの操作ボタンや機能などが備わっています。

スマートホイールの裏側に位置するトリガーボタンでは「1回押し/2回押し/3回押し/長押し」で以下のような機能を操作可能。

三脚＆自撮り棒 内蔵

コンパクトなボディの中に三脚と自撮り棒を内蔵する「Insta360 Flow」。これがかなり便利。

とりあえず、Insta360 Flowとスマホさえ持ち出せば、いつでもどこでもジンバルをセットし撮影可能。

底部には1/4インチのネジ穴が搭載。なので、外付けの三脚も使用可能。撮影シーンに応じた選択を。

内蔵の自撮り棒は、自撮りだけでなく様々なアングルでの撮影を可能にします。

Insta360公式では、撮影シーンなどに応じた5つのジンバルグリップポジションが紹介されています。

特に安定感を重視するなら、内蔵三脚と自撮り棒のジョイント部分を利用した「クラシックポジション」がおすすめ。

1. 自撮り棒を少し引き出して、ジョイントを手前に折り曲げる
2. 自撮り棒の脚部分を引き出し、グリップを延長する

ちなみに、外付けのマイクなどを接続するアクセサリーシューはこの位置に。

モバイルバッテリー代わりにも

先の三脚、自撮り棒に加え、スマホ用充電器を内蔵するユニークかつ便利なオールインワンデザインも「Insta360 Flow」の特徴の１つ。

Insta360 Flowとスマホを充電ケーブルで繋げば、内蔵のバッテリーをスマホ用充電器として使用可能。

撮影中の消費が激しいスマホのバッテリーも、残量を気にせず撮影に集中できますね。

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Insta360 Flow｜持ち運べる高機能

いつでも気軽に持ち運べるコンパクトさ。ジンバル撮影が初めての方でも簡単に扱うことができる直感的な操作性。

ここではInsta360 Flowの次の3つの注目機能を動画などを交えつつ紹介します。

強力な3軸手ブレ補正で片手でも滑らかな映像を

Insta360 Flowにはプロレベルの手ブレ補正とうたわれる3軸手ブレ補正が搭載。スマホで撮影した映像の滑らかさが段違いに高まります。

上記の動画ではInsta360 Flow（ジンバル）の「あり/なし」で撮影した映像を比較しています。

次世代のAI被写体追跡技術（ディープトラック 3.0）

数年に渡る研究開発での蓄積によるInsta360自慢の最新AI追跡技術「ディープトラック3.0」。

上記の動画では人間以外の被写体を追跡する様子や、人間を追跡するInsta360 Flowが稼働する様子などを収めています。

また、以下に挙げた機能は、その精度の高さを印象付けるもの。

特に、人間がフレームから外れる、障害物などに隠れるなどしても、しっかりと被写体を追い続ける様子には驚くばかり。

これら機能の詳細はぜひ、公式サイトの解説でもチェックしてください。

その他の機能としては、Flowに向かって手を上げるだけで録画を開始できる「ジェスチャー操作」が便利。

コンテンツ作成ツールで簡単＆多彩な動画編集

ジンバル本体だけでなく、専用アプリ「Insta360 アプリ」の多彩な機能性にも目を見張るものがあります。

「Insta360アプリ」でできることは大別すると「撮影/編集/学習」の3つ。

撮影機能ではシネマティックな撮影を可能にする複数の撮影機能が用意されていたり、美肌効果やパノラマ撮影など、多数の機能が網羅されています。

チュートリアルやTips的な動画など、無理なく新たな撮影技術を学べるのも嬉しい限り。

そして、特筆すべきがInsta360アプリのAI駆動型編集ツール。

自動編集機能に関しては小学生低学年の男の子でも、簡単にそれっぽい動画を仕上げることが可能。

以下は、素材をピックアップしただけで、あとは完全AI任せで作成したショート動画のサンプルです。これだけでも切り抜かれた動画シーンとBGMの親和性の高さなど、感じるものはありますね。

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デメリット｜Flowの気になる点

一方、Insta360 Flowを使い続ける中で感じた気になる点も。

重さ

片手で主な操作を完結できるのがInsta360 Flowの魅力。ただ、片手で長時間の撮影を続けるには少々重い。

いざ使ってみると想像よりも両手持ちで撮影している時間が長いです。

ローアングル

老輩の身にはローアングルでの撮影が少々身体に来ますｗ

ローアングル自体は自撮り棒を活用すれば難しくはないのですが。が、そこからの縦パン（チルト）などを思い通りに行うには、どうしても腰の曲げ伸ばし頻度が増え、ちと辛い。

これまで使っていたジンバルが、まさにローアングルでの撮影に強みを持つ両手持ち前提の製品でした。これは、そちらと比較しての悩みですね。

が、その代償が先にも挙げたサイズの差。

一度「Insta360 Flow」に触れてしまうと、スマホでの撮影に関しては、もうあちらには戻れませんね。ちょっとした不満はあれど、スマホ撮影に関しては、「Insta360 Flow」の一択です。

フォロー速度の調節

こちらはデメリットではなく、要望として。

カメラをパンした際のフォロー速度。アプリで3段階に調整できるのですが、これがジンバル側で設定できると個人的には神レベル。

まとめ｜高機能と手軽さでスマホ撮影を次の次元へ

本記事では、より手軽に動画撮影の進化を可能にするInsta360のスマホ用ジンバル「Insta360 Flow」を紹介しました。

コンパクトなボディの中で機能と手軽さの両立に成功した、ちょっと驚きレベルのAI駆動型のジンバル。

冒頭でもお伝えしましたが、初めてジンバルを扱う方にも、より高機能なジンバルをお探しの方にも安心しておすすめできる、懐の広い製品ですね。

機能もそうですが、携帯性の高さはそのまま、よりよい映像を作り出すチャンスを広げることに繋がります。

良い機会をいただくことができました。この感動をぜひ、あなたにも。

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