どうも、ひで( @hidetoshitwitt )です。
今回ご縁があり、先行予約販売が行われてる最新のジンバル「Feiyu SCORP-Mini」を試す機会をいただきました。
このSCORP-Miniを一言でまとめるなら軽量コンパクトながらも機能、特徴てんこ盛りの本格派ジンバルといったところでしょうか。
扱いやすさがマジで際立つジンバルです♪
レビュー記事を作成するにあたって、まず思い浮かぶままに使える機能やメリットなどをリストアップしていたのですが・・これが本当にてんこ盛りで。。
これでは一生記事が書き上がらないということで、まずはどうにか次の3つに絞込んでみました。
- 多様なデバイスに対応するハイブリッド・ジンバル
- 誰でも使いこなせる扱いやすさ
- 多彩なモードと機能でプロ級の動画撮影にチャレンジ
本記事では上記の3つのメリットの解説の他、本製品を使い込む中で感じた気になる点や後悔した点などを中心にFeiyu SCORP-Miniのレビューをお届けします。
\ Makuakeプロジェクト無事終了! /
製品情報|Feiyu SCORP-Mini 3軸ジンバル
FeiyuTechの最新作「Feiyu SCORP-Mini」。多様な対応デバイス、多彩な撮影モード、扱いやすい独自のハンドル設計と超軽量ボディで誰にでも人生のあらゆるシーンをまるで映画のように残すことができる3軸メカニカルジンバルです。
ブレ知らずな最高の使用感であなたの撮影を支援します。
FeiyuTechについて
2007年中国・桂林で設立されたFeiyuTech(フェイユーテック)はジンバル開発一筋15年、ジンバルのパイオニア。業界初となる3軸手持ちジンバルの開発に成功して以降、SCOPシリーズを始めとした多種多様なジンバルを中国、アジア、アメリカ、ヨーロッパと世界に向けて提供しています。
日本国内では2020年に最初の先行予約プロジェクトを発表。これまでにVLOG Pocket、Feiyu Pocket、Feiyu Pocket 2/2Sなどで多くの応援購入を集めることに成功しています。
SCORPシリーズについて
2021年に登場したSCORPシリーズのジンバルはカメラマンの負担を減らすべく高機能ながらもコンパクトなボディを実現し多くのファンからの高い評価を得ています。
製品仕様|Feiyu SCORP-Mini
ブランド | Feiyu |
製品名称 | SCORP-Mini 3軸ジンバル |
モデル | Feiyu-F1 |
本体重量 | 約787g |
耐荷重量 | 約1,200g |
バテリー駆動時間 | 約13時間 |
バッテリー容量 | 2,500mAh |
タッチパネル | 1.3インチ |
製品サイズ | ロック解除時:228mm×179mm×272mm ロック収納時:227mm×114mm×288mm |
可動範囲 | チルト:+170°〜-45°/ ロール:+40°〜-40°/ パン:360° |
対応可能スマホサイズ | 幅52mm-82mm / 厚み8.0mm以下 |
対応可能デバイス | Feiyu SCORP-Mini対応デバイス一覧 Feiyu SCORP-Mini対応できるレンズ |
生産地 | 中国 |
備考 | 専用アプリ(Feiyu SCORP/Feiyu ON) |
メリット&ここが好き|扱いやすさが最大の武器♪
冒頭のとおりSCORP-Miniの良さを極限まで絞り込んでお伝えするとしたらこの3つ。
- 多様なデバイスに対応するハイブリッド・ジンバル
- 誰でも使いこなせる扱いやすさ
- 多彩なモードと機能でプロ級の動画撮影にチャレンジ
以下、もう少し詳しくこのメリットを紹介します。
ミラーレスからスマホまで!あらゆるシーンで活躍♪
ミラーレスからスマホまで。SCORP-Miniは多様なデバイスに対応するハイブリッドなジンバルです。
このジンバル1台あれば、普段の生活の切り抜きから人生の一大イベントまであらゆるシーンを動画に収めることが可能。
これは明らかにこの製品の最大のメリットと言えるはず。
ちなみに多くのデバイスに対応するため、付属品もなかなかに多様。カメラとの接続ケーブルだけでも5種類も用意されています。
対応デバイスについてはこちらで確認してください。
- Type-C to Micro
- Type-C to Multi(SONY)
- Type-C to 2.5mm(Panasonic)
- Type-C to Type-C
- Type-C to TRS2.5
- スマホホルダー
誰でも使いこなせる扱いやすさ
それ以上に感じているメリット。それは・・
このジンバル、本当に扱いやすい♪
そして、その扱いやすさの理由も実に多様で・・
- 持ちやすい2wayハンドル
- 軽量&コンパクトで片手でもらくらく撮影
- 1.3型の大型タッチパネルを中心とした操作性
- 長持ち&快速充電対応の安心バッテリー
- デバイスのセット、バランシングがかんたん&スムーズ
- 専用アプリで動画編集も&共有も
人間工学に基づく2wayハンドル
そんな中でも、最初に目を引くのはこの独特な形状の2wayハンドルではないでしょうか?
この形状は人間工学に基づき考え抜かれた設計とのことですが、軽量コンパクトなボディの恩恵もあり
- 両手持ち時の安定感(長時間使っていても疲れない)
- 片手持ちでも楽にコントロール可能
- ローアングルからの撮影でも負担が少ない
どんな姿勢で撮影していても本当に体が楽♪
大型タッチパネルに機能が集約
そして、そのハンドルの先に搭載されている大型のタッチパネル。
まず、設置場所が絶妙。どんな態勢からでも手の中に収まり、直感的にジンバルを制御できる。
このタッチパネルではジンバルの制御や撮影のオンオフだけでなく、連携しているデジカメのISOなどの設定まで操作可能です。
パネル操作のレスポンスも上々。
このタッチパネルと以下のマジックホイールを中心に操作することで、感覚的ながらスムーズに動画撮影をすすめることができます。
撮影者の負担を減らすため、かなり細かい部分まで考え抜かれた製品だなと感じます。2wayハンドルは神♪
安心バッテリー
扱いやすさと言えば、バッテリーまわりも無視できません。
2,500mAhの大容量バッテリーを搭載するSCORP-Miniは一度のフル充電で最大13時間の連続可動を可能にしています。
撮影中、バッテリーの心配は一切なし♪ (というか、減らないよ?)
ジンバルの前にまず間違いなく撮影者とカメラのバッテリーが限界を迎えますw
なので、稼働時間についてはメリットというよりも、そもそも気にする必要がない要素といった印象。
実際に恩恵を感じるのはバッテリーの充電速度。
SCORP-Miniは18W の快速充電に対応。フル充電に必要な時間はおよそ1.6時間。
最悪、充電を忘れていたとしても出かける前の準備の際に30分でも60分でも充電できれば、まず困ることはないはずです。
その場ですぐに動画編集
面白いなと思ったのが、スマホで撮影した映像は専用アプリを使って、その場ですぐに1本の動画に編集、そして共有できること。
動画の編集方法は、次の2パターン。
- フリーススタイル:自分で1から編集するモード
- AIスタイル:動画や画像を指定すればアプリが自動で映像を作成
ただ、50のおじさんがiPhone 12 miniの小さな画面で動画の編集を行うのは少々無理がありました。1本目の動画作成途中であえなく挫折。
動画編集はもっぱら「AIスタイル」におまかせ。例えば、旅先の風景動画や写真の類であれば、この「AIスタイル」でも充分にいい感じの動画に仕上げてくれます。
多彩なモードと機能でプロ級の動画撮影にチャレンジ
上記のようなジンバル操作や専用アプリとの連携によって、初心者さんですぐに多彩なモードや機能を活かした撮影を楽しむめます。最初は込み入った設定なども不要。
初めてでもすぐにその気になれる!これが3つ目のメリット。
以下、そんなSCORP-Miniの撮影機能をいくつか紹介します。
個人的にも多用している「360°回転」。でも、センスは問われますね・・。
タイムプラス撮影には「タイムプラス」「モーションプラス」「ハイパープラス」の3パターンが用意されています。
以下はオーソドックスなタイムプラス。
広大な風景を収めたいならパノラマ撮影を。
スマホの専用アプリと連携した「遠隔操作」もお手の物。
専用アプリ「Feiyu ON」による「ジェスチャーコントロール」と「オブジェクトトラキング」。
そんな「Feiyu SCORP-Mini」で撮影した素敵な作例はこちらの動画でどうぞ♪
オプションアイテムでさらなる動画クオリティを
こちらは追加情報。
MakuakeではFeiyu SCORP-Mini本体だけでなく次の4つのアクセサリーとそのセットパックが予約販売中。
- LEDライト(色温度を自由に調整)
- フォローフォーカスキット(ピント合わせ)
- AIトラッキングモジュール(自撮り撮影)
- 延長ロッド(高低差のある撮影)
今回は試すことはできていませんが、例えば以下のアクセサリーなどは面白そうです。
カメラに触れずに繊細なピント合わせをコントロールできる「フォローフォーカスキット」。
自撮り派の方には、ジェスチャー操作や被写体となる自身をトラッキングを行う「AIトラッキングモジュール」。
詳しくはMakuakeページで確認しよう♪
デメリット&ここが気になる|ハイブリッドなジンバルならではの悩み?
これまで10日間ほどこのSCORP-Miniを楽しんできました。
その中でいくつか気になった点や失敗したなと感じたこともありました。そちらも紹介しておきます。
学習コスト
カメラ用のジンバルやスマホ用のジンバルは触れたことのある方は多いでしょう。でも、カメラとスマホのハイブリッドなジンバル。これってありそうでなかなか無かったなと。
実際、今回は嬉々としてミラーレス、コンデジ、スマホと入れ替わり立ち替わり楽しみました。
が、いざちょっと深い設定をいじろうと思うと、途端に手が止まってしまうんですよね。
ですが、それも当然で。1台のジンバルを使っているつもりでも、実際はカメラ用とスマホ用と2つのジンバルを同時に使っているようなものなので。専用アプリもカメラ用とスマホ用に分かれています。
最初はミラーレスなり、コンデジなり、スマホなり。どれでも良いのですが、1つのデバイスに絞ってじっくり使い込んでいくべきだったかなとやや後悔も。
スマホならではの機能を活かせるか?
そんなこともあり、ここ数日はiPhoneとの組み合わせで色々試しています。問題なければ近く導入予定のiPhone 14 Proの相棒として使っていきたいので。
ただ、SCORP-Miniの機能などは充分に堪能できているものの、iPhoneならではの動画撮影ができているか?というとちょっと手応えが薄いというか・・。
おそらく今度のiPhoneはより優れた動画撮影機能などが搭載されているはず(?)。
そんな新しいiPhoneとこのジンバルの親和性はいかがなものか? 少々心配でもあり、楽しみにもしている点です。
固定用プレートはもう1セット欲しい
おそらく現場で複数のデバイスをとっかえひっかえするケースというのはそれほど多くないのかもしれません。
ですが、せっかく多様なデイバスへの対応を謳う製品です。
よりスムーズなデバイスの切り替えのためにも、あともう1セットくらいはデバイスの固定用プレート(クイックリリースプレート)が付属していたら良かったのにな、と。(別売りでも良いので)
これはSCORP-Miniだからこそ考えて欲しい点。
まとめ|上級者さんにもこれからチャレンジしたい方にもおすすめジンバル
- 多様なデバイスに対応であらゆるシーンで活躍
- 誰にでも使いこなせる扱いやすさ
- 多彩なモードと機能でプロ級の動画撮影にチャレンジ
- 学習コストはかかる
- スマホならではの機能を活かせるか?
- 固定用プレートはもう1セット欲しい
Feiyu SCORP-Miniはなんと言っても扱いやすさが際立つジンバル!
こういったジンバルが初めての方であっても、比較的短期間のうちにまるでプロのような動画撮影にも挑戦できるはず。
かといって、本製品はエントリー層に特化したジンバルというわけではありません。
すでに本格的な動画撮影を行っている方にもコンパクトさを武器に機動力を活かすサブ機として充分に活躍する余地があるのではないでしょうか。
そんな「Feiyu SCORP-Mini」は9月29日までMakuakeにて先行予約販売が行われており、今なら大変オトクな価格で購入可能になっています。
今回ご紹介した各種機能なども詳しく解説されていますので、興味のある方はチェックしてみてください。
\ プロジェクトは終了しました! /