どうも、ひで(@hidetoshitwitt )です。
進化著しいワイヤレスイヤホン。常に興味深い新製品が登場するまさにレッドオーシャンとも言えるジャンルです。
そんな中、1年経った今でもメイン機として愛用中のEdifier NeoBuds Pro♪
本記事で紹介する「Edifier NeoBuds Plus」はそのNeoBuds Pro2の進化版にあたるワイヤレスイヤホンです。
ハイブリッド・ドライバー・ユニットやハイレゾ対応コーデックによる高音質サウンド、強力なノイキャン性能への評価も高いNeoBudsシリーズ。
加えて、ワイヤレス充電機能の搭載や強化された連続再生時間などより実用度の高い製品へと進化したのが本製品。
サウンドもノイキャンも、機能にも妥協したくないあなたのためのワイヤレスイヤホン♪
2万円以下クラスの製品としてはほぼ完成の域まできた感もある本製品。一方で数少ないものの気になるデメリットもあり。
本記事ではEdifier NeoBuds Plusの特徴や機能、注目ポイントをメリット・デメリットの両面からわかりやすくレビューします。
概要|Edifier NeoBuds Plus
結論|NeoBuds Plusとは?
- これって何?:ワイヤレス充電機能の搭載や連続再生時間の大幅アップなどより実用度を高めたNeoBudsシリーズの最新イヤホン。価格を超えた高音質サウンド&強力ノイキャンも健在です。
- 誰におすすめ?:妥協なくワイヤレスイヤホンを選択したい方。予算2万円以下でこだわりのイヤホンをお探しの方。長時間、連続して使用することの多い方。
- 製品の良いところ:より向上したサウンド。外音取り込みは最強。ノイキャンも良し。そして、ワイヤレス充電&連続再生時間の倍増!
- 製品の注意点:好みのイヤーピースがある方は注意も。操作方法には若干の慣れが必要か。
- どこで買える?:Amazon製品ページ
付属品&同梱品
- NeoBuds Plus 本体
- 充電ケース
- Type-C充電ケーブル
- ケース収納ポーチ
- イヤーチップ7種(XXS/XS/S/M/L/XL/XXL)
- 取扱説明書 等
NeoBuds Pro2と同じく7種のイヤーチップ付属。1つはイヤホン本体に取り付け済み。
充電ケーブルはA-C。
説明書は各国語の混在タイプ。こちらは言語ごとに別れているNeoBuds Pro2の方が良かったかも。
アプリ側の説明書の方が見やすくて良いですね。
製品仕様|Edifier NeoBuds Plus
ブランド | EDIFIER |
製品名称 | NeoBuds Plus |
形状 | カナル型 |
Bluetooth Ver. | Bluetooth 5.4 |
ドライバサイズ | Knowles BA + 10mm ダイナミック |
コーディック | LDAC, LHDC5.0, SBC,AAC |
再生時間 (AAC・SBC) | 11(イヤホン)+36(ケース)=約47時間(ANC OFF) 8(イヤホン)+26(ケース)=約34時間(ANC ON) |
防塵・防水 | IPX54 |
重さ | (イヤホン単体)5.6g /(ケース)52.0g |
カラー | ブラック/スターライト |
充電ポート | USB-C |
備考 | 専用アプリ/ゲームモード/ワイヤレス充電/装着検出機能/マルチポイント/Google Fast Pair |
レビュー|NeoBuds Plusはここに注目
機能も音質も!? より進化したNeoBudsシリーズの最新作。
「Edifier NeoBuds Plus」の特徴や機能を5つのポイントからチェックします。
- 外観チェック|デザイン&装着感
- 機能チェック|ワイヤレス充電、連続再生時間などの進化ポイント
- ノイキャンチェック|ANCノイズキャンセリング&外音取り込み
- 音質チェック|意外なほどに変化あり?
- アプリチェク|専用アプリ「EDIFIER ConneX」
外観チェック|デザイン&装着感
シェル形状のケースデザイン。NeoBudsシリーズの血脈を感じます。
イヤホンの収納スペースはやや浅めの設計。他社のイヤピースは選択肢が限られるかも。
充電ケースへの給電はType-C、もしくはワイヤレス充電。
ワイヤレス充電への対応は本当に嬉しい♪
高級感ある「NeoBuds Plus」ケースに間違いなく寄与しているのがケース前面のLED。
カラーは専用アプルにて全8色の中から選択可能。
イヤホン本体のデザインも先代を踏襲。若干、丸みが増している印象。
イヤホン左右は「Rの赤丸」で確認。
ノズル形状。
一般的なワイヤレスイヤホンと比べ、やや厚みのあるケースデザイン。
手の中に収まるというよりは、握り込むイメージのサイズ感!
重さは
- (イヤホン単体)5.6g
- (ケース)52.0g
- (トータル)63.2g。
超がつくほどの軽量ではないですが、ワイヤレス充電機能を考慮するなら充分に合格点。
先代「NeoBuds Pro2」から引き続き、特徴的ながらも快適な装着感。
耳から浮いたようにも感じるやや独特な装着感。密着感はないのですが、しっかり安定。
特に長時間の装着時にはその楽さが引き立ちます♪
一度慣れると、数多くのワイヤレスイヤホンの中でも上位クラスの快適さ。
機能チェック|ワイヤレス充電機能、搭載!
サウンドやノイキャン性能については、先代の頃より価格を超えるクオリティでした。一方、その他の機能についてはやや控えめかなという印象。
が、「Edifier NeoBuds Plus」ではこの機能面が大きく強化。
製品名 | Neobuds Plus | Neobuds Pro2 |
ワイヤレス充電 | 対応 | |
再生時間 | 約8+26=34時間(ANC ON) | 約11+36=47時間(ANC OFF)約5.5+16.5=22時間(ANC OFF) 約4+12=16時間(ANC ON) |
急速充電 | 15分充電=4時間再生 | 10分充電=1時間再生 |
装着検出 機能 | 対応 | 対応 |
一気に実用度の高いイヤホンになってきたね!
ワイヤレス充電機能
中でも嬉しいのがワイヤレス充電機能の搭載です。
正直、これだけでも神♪と呼びたいレベルのアップデート!
各種の充電ステーションとの相性も抜群です。
連続再生時間
先代「EDIFIER NeoBuds Pro2」の数少ない弱点の1つでもあった連続再生時間も大幅に強化。
iPhoneでの使用ではANCオン/オフいずれでも再生時間は倍増。イヤホン単体ではこの様に。
- ANC オフ:5.5時間 → 11時間
- ANC オン:4時間 → 8時間
物足りなさを感じていたノイキャン使用時の再生時間も、本製品では8時間と不満を感じないレベルに。
急速充電性能の強化も安心感を高めるね!
その他、自動装着検出機能の細かな仕様変更も、その自由度を高めています。
機能全体としては個人的に欲しい以下の3つをすべて網羅。完全に使えるイヤホンになりました。
- ワイヤレス充電機能
- マルチポイント接続
- 自動装着検出機能
ノイキャンチェック|ANC&外音取り込み
「Edifier NeoBuds Plus」のANC ノイズキャンセリング&外音取り込みも引き続き優秀。
スペック上は「最大-50dB → 最大-48dB」とダウンしたノイズカット性能。聴き比べても違いは良くわからないのが正直なところ。
これ、実際どうなんだろう?
おそらく退化したと感じる方は、ほぼいないのでは? この点、安心してもらっても大丈夫とは伝えておきます。
そして、外音取り込み機能については、価格を無視してもこれまで触れた全イヤホンの中で1番と言えるほど好みの効果。こちらも、先代「NeoBuds Pro2」から変わりなし。
ノイズキャンセリングは3段階、外音取り込みは6段階で強度を調整可能です。
音質チェック|意外なほどに変化あり?
ハイレゾ対応高音質コーデック「LDAC」「LHDC 5.0」の採用やBAドライバーと大口径ダイナミックドライバーの組み合わせよる重厚かつ明瞭なサウンド。
仕様的には「NeoBuds Pro2」を受け継いでいるように見える「NeoBuds Plus」。
ですが、そのサウンドは先代とはちょっと驚くくらいには印象が異なると感じます。
やや低音が目立ち気味だった音作りが、かなりバランスより(中高音の存在感の増大)に。よりハイブリッドな恩恵を感じます。
ボーカルの艶感が大きく向上しています♪
アプリチェック|「EDIFIER ConneX」
対応する専用アプリも「Edifier Connect」から「EDIFIER ConneX」へと進化しています。
扱いやすさはそのままに、デザインはシンプルになりました。ただ、特別パワーアップしたような感じではないですね。
- モード変更(ノイキャン・外音取り込み・風切音低減)
- サウンドエフェクト(プリセット)
- イコライザーカスタマイズ
- サウンドモード変更(音楽・ゲーム・シアター)
- LEDライトのカラー変更
- 取扱説明書
- 押下押下感度の調整
- 装着検出機能の設定
- マルチポイント接続
- 製品を探す
- 電源オン/オフ
- その他各種設定&リセット など
「NeoBuds Pro2」同様、イコライザーのカスタマイズは本当に楽しい。
搭載ドライバやイヤホン自体のスペックの高さが、音を操る意欲をより高めます。
プリセット数は3種と少なめですが、それもこのカスタマイズ性でカバー可能。
このカスタマイズ画面のデザイン&操作性もモチベーションを高めます♪
比較|Edifier Neobuds Pro2との違いは?
本製品「Edifier NeoBuds Plus」は僕が1年愛用する「EDIFIER NeoBuds Pro2」の後継機の立ち位置のワイヤレスイヤホン。
以下、両者の違いや強化&進化ポイントについてまとめます。
製品名 | Neobuds Plus | Neobuds Pro2 |
ANC | ハイブリッドANC | ハイブリッドANC |
ノイキャン 深度 | -48dB | -50dB |
Bluetooth ver. | V5.4 | V5.3 |
ワイヤレス充電 | 対応 | |
再生時間 | 約8+26=34時間(ANC ON) | 約11+36=47時間(ANC OFF)約5.5+16.5=22時間(ANC OFF) 約4+12=16時間(ANC ON) |
急速充電 | 15分充電=4時間再生 | 10分充電=1時間再生 |
空間 オーディオ | 対応 | |
装着検出 機能 | 対応 | 対応 |
対応コーディック | LHDC5.0、AAC、SBC、LDAC | LHDC5.0、AAC、SBC、LDAC |
ENC | 3+3マイク+AI | 3+3マイク+AI |
ドライバー | Knowles BA + ダイナミック | Knowles BA + ダイナミック |
通常価格 | 19,980円 | 19,990円 |
現在価格 | Amazon | Amazon |
デザイン比較
左(ホワイト)が先代の「EDIFIER NeoBuds Pro2」、右(ブラック)が本製品「Edifier NeoBuds Plus」。
シェル状のケースデザインはNeoBudsシリーズの血すじをしっかり感じるます。
真珠貝をイメージするPro2とハマグリのようなPlus。
ケースデザインについては先代の方が好みかも。
イヤホン本体も傾向は同じ。
「Neobuds Plus」の方がわずかに丸みが増しています。
スペック比較
細かな仕様の違いはありますが、大きいのがこの3つ。
- ワイヤレス充電機能の有無
- 連続再生時間
- 急速充電
3つとも充電や再生時間に関わるポイントだね!
もう1つ。忘れては行けないのが音質の差。
ドライバー構成やコーデックなどの正面での差は少ないものの、出てくる音には想像以上に大きな差を感じます。
購入すべきはどちらのNeoBuds?
新型が登場したことで、価格の引き下げや積極的なセール展開が期待できる「Edifier NeoBuds Pro2」。
価格を重視するならこちらも全然あり♪ ではあるのですが・・
が、「NepBuds Plus」のワイヤレス充電機能搭載をはじめとする実用度の向上は、その使用感を大きく高めています。
予算が許すなら選ぶべきは新しい「NeoBuds Plus」かと。
少々であれば無理してでも新型を選びたいのが本音です。
メリ・デメ|Edifier NeoBuds Plusの感想
「Edifier NeoBuds Plus」を実際に使う中で感じたおすすめポイント、イマイチポイントなどをまとめます。
高音質&強力ノイキャンはもちろん、ワイヤレス充電機能の搭載は本当に嬉しい♪
一方、変化した操作方法については評価が分かれるかも。
メリット
「NeoBuds Plus」のお気に入りポイントがこちら。
- より向上した高音質サウンド
- 強力&自然なノイズキャンセリング
- 最強クラスの外音取り込み
- やる気になるイコライザーカスタム
- 扱いやすいマルチポイント接続
- ワイヤレス充電機能に対応
- 長時間作業に耐えるバッテリーライフ
- 長時間作業に耐える快適な装着感
もともと、音質やノイキャンについては価格を超える評価を受けていたNeoBuds。対して、やや控えめだった機能面をほぼ完全に埋めてきたのが本製品。
純粋に音楽を楽しむための相棒としてはもちろん、作業用イヤホンとしても大いに実用度を高めています。凄い。
デメリット
「NeoBuds Plus」の気になるポイントは以下。
- イヤピースの選択肢には制限も
- 操作方法には慣れが必要
- ケースデザインは先代が好み
本製品のコントロールは先代のタッチ操作からプッシュ操作に変更。
実際のところ、操作面でも誤動作防止の面でもこちらの方が扱いやすくはなっています。ただ、最初の数日間は違和感を感じながら操作していてたのも確か。
また、ますます高機能&多機能になるであろうNeoBudsシリーズ。それらの操作をどの様にイヤホン本体に織り込んで行くのか? これも今後の課題になるででしょう。
あと、これは完全に好みですが、ケースデザインは先代の方が洗練していたようにも感じます。
もう少し先代を踏襲しても良かったかなとも。まあ、好みですねw
まとめ|音楽体験と同時にアップデートした実用度
本記事でレビューした「Edifier NeoBuds Plus」は高品質なサウンド、強力なノイズキャンセリング、多彩かつ便利な機能と三拍子揃ったワイヤレスイヤホン。
2万円以下の予算で機能にも音質にもANCにもこだわるなら、現状はこれ1強か!?
もともと高評価だったサウンドについては順当進化。そこに待望のワイヤレス充電機能の搭載し、一気に実用度を増してきたというのが本製品への評価。
- より向上した高音質サウンド
- 強力&自然なノイズキャンセリング
- 最強クラスの外音取り込み
- やる気になるイコライザーカスタム
- 扱いやすいマルチポイント接続
- ワイヤレス充電機能に対応
- 長時間作業に耐えるバッテリーライフ
- 長時間作業に耐える快適な装着感
- イヤピースの選択肢には制限も
- 操作方法には慣れが必要
- ケースデザインは先代が好み
ワイヤレス充電機能の他にも、弱点だった連続再生時間の大幅な向上は使用感を大きく向上。
操作方法にはまだ模索中かなと感じる点もあります。ですが、そういったデメリットをデメリットと感じさせないレベルにまで完成度を高めてきたのがこの「Edifier NeoBuds Plus」です。
2万円以下のワイヤレスイヤホンをお探しの方。マジでまずはこの製品からチェック♪