どうも、ひで(@hidetoshitwitt )です。先の見えない毎日ですが、ある意味、幸せな時代にもなりました。
日進月歩なワイヤレスイヤホン。特に「アンダー1万円」クラス製品の進化っぷりには目を見張る、どころか驚きを感じるレベルです。
本記事で紹介する「EarFun FreePro3」はそんな「アンダー1万円」クラスを選択する際は、間違いなく最有力候補の1つとなる製品。
レベルアップしたサウンドと多機能&利便性がこの価格で手に入る♪
強力なANCノイズキャンセリング、マルチポイント、ワイヤレス充電などの多彩な機能に加え、aptX Adaptive、Snapdragon Soundへの対応や妥協のないデザインなど。
EarFun FreePro3は2万円台、3万円台の上位モデルに匹敵する機能に加え、アンダー1万円クラスの製品ではトップクラスの音質を誇るEarFunのフラッグシップモデルです。
国内最大級のAV機器の総合アワード「VGP 2024」の「ノイズキャンセリングイヤホン(1万円未満)部門」では単独で金賞を受賞。専門家からの評価の高さも本製品の信頼性を高めるポイントかもしれません。
とは言え、この価格帯のワイヤレスイヤホンはドンドンと驚きの製品が登場しています。
果たして、EarFun Free Pro 3はあなたが求めるワイヤレスイヤホンなのかどうか?
本記事では「EarFun FreePro3」の特徴や機能、実際に使ってみた感想などをじっくりとレビューします。
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- ハイレゾ対応による高音質化
- 低音から効くノイズキャンセリング
- 思い通りにキマるカスタムイコライザ
- ワイヤレス充電に対応
- マルチポイントに対応
- 軽快な装着感と安定感
- 価格を感じさせない洗練デザイン
- 機能と音質♪圧倒的なハイコスパ
- デフォルト、プリセットはもうひと頑張り欲しい
- 動画視聴体験に若干の弱さ
- 装着検出機能は非搭載
特徴|EarFun Free Pro3
「EarFun Free Pro3 」は軽量でコンパクトなボディに詰め込まれた多彩な機能とハイレゾ相当の高音質コーデックaptX Adaptive対応によるさらなる高音質化を実現したEarFunが誇るフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンです。
付属品&同梱品
5サイズ&1サイズにイヤピースに加え、装着用のイヤーフックも3サイズ付属しています。
- Free Pro3 本体
- 充電ケース
- イヤーピース(5サイズ)
- ウレタンイヤーピース(1サイズ)
- イヤーフック(3サイズ)
- USB A-Cケーブル
- 取扱説明書 等
EarFun FreePro3の説明書。11ページの日本語部分はしっかり作り込まれており安心です。
- EarFun Audioアプリ(専用アプリ)
- 装着方法
- セット内容
- 製品構造図
- イヤホンのペアリング方法
- 機能・操作方法
- LEDインジケーター
- リセットと再接続の方法
- 充電について
- スペック
- Q&A(インジケーター・充電・自動オフ)
製品仕様|EarFun Free Pro3
ブランド | EarFun |
製品名称 | Free Pro3 |
形状 | カナル型 |
Bluetooth Ver. | Bluetooth 5.3 |
ドライバー | 7mm径ウールダイナミックドライバー |
コーデック | aptX Adaptive、LC3、SBC、AAC |
再生時間 | ANC ON:6時間(イヤホン単体) ANC OFF:7.5時間(イヤホン単体) 充電ケース使用:最大33時間 |
防塵・防水 | IPX5 |
重さ | (イヤホン単体)5g /(ケース)41.5g |
カラー | ブラウンブラック/シルバーホワイト/ネイビーブルー |
充電ポート | USB-C |
備考 | 専用アプリ/ゲームモード/マルチポイント/ワイヤレス充電/ |
製品チェック|EarFun Free Pro3
まずは次の3つのポイントから、EarFun FreePro3をチェックします。
- デザイン・外観
- サイズ・重さ
- 装着感
デザイン・外観
カラーは3色展開の「EarFun Free Pro 3」。今回は「ブラウンブラック」を選択。
EarFun FreePro 3のルックスについて一言で述べるなら「妥協のない洗練されたデザイン」といったところでしょう。
低価格帯の製品にありがちな、「一見、頑張ってるのに、残念ポイントがチラホラと・・」といった要素が見当たらないのがEarFun FreePro 3の凄さ。
EarFun FreePro 3の充電ケースはコンパクトかつ、無駄が一切無いシンプルなデザインが特徴。
このムダを省いたシンプルさが、逆に本製品の洗練度を高めています。
コンパクトなケースとあって、イヤホンの収納はやや浅め。ケース内?本体?に内蔵のマグネットによって、その着脱はスムーズです。
イヤホンはノンスティック型のシンプルなデザイン。
このシンプルさにはある種のアーバンさも感じます。
ケース、イヤホン本体ともに、どの角度から眺めても残念ポイントが見当たりません。
EarFun FreePro3のデザインは本当に素晴らしい♪
やや短めな正円のノズル部分。
ケース背面には急速充電に対応するUSB type-Cポートを搭載。
EarFun FreePro3はワイヤレス充電にも対応。これは嬉しい。
サイズ・重さ
軽量&コンパクトな設計もEarFun FreePro 3の大きな特徴です。
コンパクト過ぎて紛失が心配になるレベルw
これでワイヤレス充電にも対応してるんだからすごいよね!
装着感
EarFun FreePro 3は装着感にもこだわりが見て取れます。
大小5サイズのイヤーピースと3サイズのイヤーフックが付属。また、これはおまけでしょうか? 1サイズのみですが、ウレタン製のイヤーピースも付属しています。
サイズ選択は心地よさよりも、密閉感重視がおすすめです♪
これでノイキャンの効きが大きく変化します。
スティックレスな形状のせいか? 装着時のEarFun FreePro3は実際の重さより1段軽く感じます。この感覚に慣れるまでは、装着感があるにも関わらず、不安で何度かイヤホンに手を伸ばすことになりました。
とは言え、イヤーフックの恩恵もあり、使用中にズレたり、脱落したりといったこともありません。
ジョギングやトレーニング中でも、不安なく装着できますよ♪
レビュー|FreePro3のメリット・デメリット
コンパクトなボディの中に詰め込まれるアクティブノイズキャンセリングを始めとした機能の数々。さらにはハイレゾ音源に対応することで。さらなる高音質化を実現。
EarFun FreePro3はフラッグシップモデルとするにふさわしいワイヤレスイヤホンです。
これだけの製品が1万円を下回る価格で手に入るのだから凄まじいw
そんなFree Pro 3を2週間近く使用した中で感じたメリットやデメリットなど。以下のポイントを中心にまとめます。
- 音質(音楽・動画・通話)
- イコライザ調整
- ノイズキャンセリング・外音取り込み
- マルチポイント機能
- ワイヤレス充電機能
- 装着検出機能は非搭載
音質チェック
EarFun FreePro 3はEarFun TWS製品としては初となるハイレゾ認証取得製品。音質にはこだわりも大きいはず。
- クアルコムSnapdragon Soundに対応
- aptX™ Adaptiveに対応
- 7mm径ウールダイナミックドライバー搭載
- LE Audioに対応予定
- 計6基の通話用ENCノイキャンマイク内蔵
- 専用アプリでのイコライザ調整がよくキマる
音楽
まず、1万円以下の製品としては充分な音質。総合的な満足度は高いです。
EarFun FreePro3のサウンドは元気なドンシャリ。
- 低音はややヤンチャ、前に出てくる(「出る」ではなく)
- 明瞭かつ比較的奥行きのある中音
- クリアでまわりに馴染む高音
力強い低音と通るボーカルで、今どきのロックやポップスとの親和性は高いです。
ただし、楽曲によっては音の洪水状態に陥ることも。低音域と中音域がぶつかり合い、潰し合うイメージですね。
そこで、登場するのがイコライザ。
そして、このEarFun FreePro3のイコライザ。気持ち良いくらいに思い通りにキマります♪
イコライザ調整
EarFun FreePro3のイコライザには「デフォルト/プリセット/カスタム」の3つに加え、「Oluv氏のサイン」なる設定が用意されています。
その「Oluv氏のサイン」には「バランス重視/低音重視」の2種のプリセットが設定。傾向は違いますが、どちらもこもりがちな部分をクリアにするための調整が施されている印象です。
このOluv氏の調整については、素直に参考になりました♪
「プリセット(プレセットイコライザ)」には以下の10パターンのプリセットが用意されています。
- Rock
- Pop
- Country
- R&B
- Classical
- Jazz
- 低音ブースト
- 低音を弱める
- 高音ブースト
- 高音を弱める
各プリセットともしっかり効いてきます。ただし、少々薄味かな?といった印象も。
それもあってか、非常に面白いのが「カスタムイコライザ」の調整。
これがもう、びっくりするくらいにピッタリとイメージ通りにキマるんです♪
とは言え、この「カスタムイコライザ」。操作性の良さは感じるものの、設定自体はオーソドックスなもの。
にも関わらず、ここまで自由に音を操れるとは、EarFun FreePro 3の地力は想像よりももう1段高いのかもしれません。
動画
音楽を聴く楽しさやそのクオリティと比べると、動画視聴での体験はやや落ちます。
1つ1つの音はクリアも、その関係性は平面的。
これは他社製品になりますが、動画体験に関しては「SOUNDPEATS Air4 Pro」がかなり良かったです。
簡単に比較すると、音質は好みによるも、音を操る楽しさは明らかにこの「EarFun FreePro3」が上。一方で、動画視聴の体験はライバルの「SOUNDPEATS Air4 Pro」に分があります。
通話品質
そこまで高音質とは言いませんが、まわりの雑音、騒音をしっかり抑え、ストレスなく相手に音声を伝えます。屋外からの通話も問題なくこなせる充分な性能です。
ノイズキャンセリング・外音取り込み
ノイズキャンセリング、外音取り込みともに不満の少ない強力な出来。この価格帯でこのレベルとは、良い時代になったものです。
- 最大43dBのANC機能
- 風切り音もしっかりキャンセル
- いずれも人の声は通す調整
- 専用アプリでの調整の効果は?
EarFun FreePro3のノイズキャンセリングは低音のノイズはガッチリ削り、人の声は通す方向に寄せられている印象です。
自宅や事務所内などで安心して使える調整ですね。
ただし、騒がしいカフェや電車内で一人の世界に没頭できるまでの強度はない感じ。かなり自然な効き。
外音取り込みも、人の声を捉えることを意識した調整になっている模様です。音質はやや落ちるも、会話の際には、はっきりとフォローしてくれているのを感じます。
「人の声の捉え方」はEarFun FreePro3のコンセプトなんでしょうか? 両者とも対人仕様と思える調整は使いやすくて良いですね。
ただし、気になる点が2点。
1つ目。ノイキャン、外音のモード切り替えの際、左右のタイミングに明確なズレを感じます。よく言えば、そのおかげでモードが切り替わる様子がはっきりとわかるのですが。これは意図的なんですかね? よくわかりませんでした。
2つ目。専用アプリの設定より、ノイキャンは4段階、外音取り込みは2段階の調整が行なえます。が、これはどちらも「デフォルト」で充分。他を使うほどの効果は感じることはできませんでした。
外音取り込みモードの「全ての外音」に関しては、正直好みではありません・・。
「風ノイズキャンセリング」はしっかり効きます。屋外での使用頻度は高くなりそうです。
マルチポイント
EarFun FreePro3は2台のデバイスに同時接続するマルチポイント機能にも対応しています。
1クッションのラグがあるも、切り替えに迷いはなくスムーズ。ストレスは感じません。ただし、2台目のデバイスからの強制切り替えはできないようです。
2台目のデバイスの追加やそれぞれのデバイスの接続管理をアプリ上で行なえる「デュアルデバイス接続」の設定は使いやすくて良いですね。
使用するイヤホンやデバイスが増えてくると、マルチポイントの管理や接続先の把握に混乱をきたしがち。接続中のデバイスが目に見えてわかるのは思いのほか便利です。
装着検出機能は非搭載
EarFun FreePro3には、イヤホンの着脱で再生の自動オン/オフを行う「装着検出機能」は非搭載。これは少し残念。
機能的に足りないと感じたのはこの「装着検出」だけ。
本製品を音楽主体で使うなら、さほど問題になりません。ですが、Audibleのようなオーディオブックを多用するなら、念のため注意が必要です。
ワイヤレス充電
一方で、EarFun FreePro3はワイヤレス充電機能に対応しています。
まさか、この価格帯、このサイズ感でワイヤレス充電が!?
ただ、調べてみると、EarFun製品はより低価格なイヤホンにもワイヤレス充電機能が採用されている様です。
例えば、こちらの4000円ほどのイヤホン「EarFun Free 1S」もワイヤレス充電に対応しています。
正直、この価格帯のワイヤレスイヤホンでは、「ワイヤレス充電は妥協すべきポイント」と考えていました。ですが、EarFunを知ってしまった以上、今後、「ワイヤレス充電の非対応はマイナスポイント」と考える必要がありそうです。
置くだけ充電は楽だよね。これ、最高!
EarFunのフラッグシップは驚きのハイコスパイヤホンでした
本記事では、コンパクトなボディに多彩な機能と高音質サウンドを詰め込んだフラッグシップモデル「EarFun Free Pro 3」をレビューしました。
ANCやマルチポイント、ワイヤレス充電など多彩な機能による利便性の高さは上位の高級機に匹敵。aptX Adaptiveコーデックへの対応など、アンダー1万円クラスの上位を担う高音質サウンドを実現。
高品質なサウンドとそれ以上の利便性の高さ。
この両方を満たすハイコスパなワイヤレスイヤホンを手にしたいならまずはFree Pro3のチェックから♪
- ハイレゾ対応による高音質化
- 低音から効くノイズキャンセリング
- 思い通りにキマるカスタムイコライザ
- ワイヤレス充電に対応
- マルチポイントに対応
- 軽快な装着感と安定感
- 価格を感じさせない洗練デザイン
- 機能と音質♪圧倒的なハイコスパ
- デフォルト、プリセットはもうひと頑張り欲しい
- 動画視聴体験に若干の弱さ
- 装着検出機能は非搭載
この価格帯でも安定のワイヤレス充電を実現できる!この発見も大きな収穫。
決して、高級とは言えない価格帯のワイヤレスイヤホンもここまでのものになりました。
さらに、今なら(記事執筆時点)Amazonで配布中の「1500円オフ(!)」クーポンを使えば、アンダー1万円どころか7000円代で本製品を購入可能。
ハイコスパなワイヤレスイヤホンをよりハイコスパに手に入れるなら、このチャンスは見逃すべきではないですね♪