どうも、ひで(@hidetoshitwitt )です。
もう働きたくはないのだけれど・・。とは言え、そうもいかぬなら、せめてはもっと目にも体にも優しいデスクで作業はしたいもの。
本記事でレビューするQuntisの「モニターライト HY214」は、高品質なデスクライトに加え、無線リモコンとバックライト搭載と多機能ながらも価格は控えめの目にも体にもお財布にも優しい製品です。
なんとなく、アノBenQのアノ製品も想起するコンセプトの製品ですが、コスパについては圧倒的。
それでいて、ライト自体もBenQ製品に遅れを取らないレベルのハイクオリティぶり♪
これまで使用したモニターライトはこのQuntisで3本目。無線リモコン搭載製品は2本目ですね。現在、メインで使用しているのは人気のBenQ製のスタンダードなモニターライト。リモコンなどは搭載しませんが、非常に高品質な製品です。
でも、たった1つの機能さえ妥協できるなら、今回のQuntis製品のコスパは、そのBenQすらも圧倒します♪
本記事では、これまで使用してきた他社のモニターライトとの比較も交えつつ、「Quntis モニターライト HY214」の特徴や機能、実際に使ってみた感想などをじっくりとレビューします。
あなた必要なモニターライトはどの製品か? その製品選びのお役に立てれば幸いです。
- ライトの完成度は有名メーカーに劣らず
- 映り込みや漏れもなく目に優しい
- 手元でリモコンで光をコントロール
- バックライトのリラックス効果
- デスク上を広々と活用
- 競合と比べた圧倒的なコスパの高さ
- リモコンの乾電池3本は多い気も?
- リモコン操作パネルの指紋が目立つ
- 自動調光も欲しくなる
- 湾曲モニターでは使用不可
特徴|Quntis モニターライト HY214
多数のモニター専用ライトをラインナップするQuntis。「HY213」は無線リモコンと間接照明用のバックライトを搭載する革新的なモニターライトです。前後の光源を統合することで、光と暗さのコントラストに眩光を効果的に最小限に抑えます。
付属品&同梱品
- LEDライト本体
- 防滑ラバー付き重力クリップ
- USBケーブル(A-C)
- 単三電池 × 3
- 取扱説明書 等
説明書もわかりやすく日本語化されています。
リモコンの操作方法はしっかり確認しておこう!
製品仕様|Quntis HY214
ブランド | Quntis |
製品名称 | モニターライト HY214 |
色温度 (ライト本体) | 3000-6500K |
色温度 (バックライト) | 3600K(最大) |
演色性 | Ra>95 |
ライト角度調節 | 可能 |
ライト本体幅 | 40cm |
生産 | Made in China |
備考 | 無線リモコン/バックライト |
製品チェック|Quntis モニターライト HY214
「Quntis モニターライト HY214」を開封。真っ先に、右側の無線リモコンが目に入ります。
ここでは外観チェックを始め、以下のポイントをチェック。その使用感を確かめます。
- HY214の外観など
- ライトの取り付け方法
- 無線リモコンの操作方法
- 3つのEye-Care照明モード
- ライトの明るさと色温度
- 照射範囲の確認
外観チェック
ライトの横幅を計測。LEDライト部分は約40cm。
現在、使用している「BenQ ScreenBar」は約45cm。5センチほど短いです。
金属製パーツ主体で重厚感あるBenQに対し、Quntisはプラスチックのような素材。手に持つと明確に軽さを感じます。
BenQ ScreenBarは上部の操作パネルでライトを操作。Quntisは付属の無線リモコンでの操作です。
ライトのデザインはスッキリしたQuntisの方が好みです
Quntis HY214 ライト本体の裏面には2つのバックライトが搭載。
中央には給電用のUSB type-Cポート。
先の通り、金属製のBenQ ScreemBarに対して、Quntis HY214はプラスチック製。ここは価格の違いが現れている部分でしょうか。
ただし、上の写真の通り、Quntisも丁寧な仕上げ。見た目的には、さほどチープさは感じません。
固定用グリップも明らかに軽いですが、それで不安定となることもありません。
ライトの取付方法
Quntis モニターライト HY214 の取り付けは非常に簡単。それこそ、1分でこなせる作業です。
クリップの取り付け角度はベゼルにツメを収めることを意識して調整するのがよさそう
無線リモコンには単三電池を3本使用。
出荷時点でライトのリモコンのペアリングは完了しています。
開封後、すぐに使用可能です♪
再ペアリングが必要な際には以下を参考にしてください。
- ライトに通電する
- コントローラーのオン・オフボタンを4秒長押し
- ライト本体が2回点滅(ペアリング成功)
無線リモコンの操作方法
リモコンに搭載された6つのボタン操作でメインライト、バックライトの明るさなどをコントロールします。
- オン・オフボタン(メインライト)
- オン・オフボタン(バックライト)
- 明るさ調整モードに切り替え
- 色温度調節モードに切り替え
- 減少ボタン
- 増加ボタン
ライトの明るさと色温度は、増減のボタンをタップすることで、それぞれ4段階に調整可能。ボタンを長押しすると無段階調整に切り替わります。
また、消灯後に再点灯した際には「メモリ機能」が働き、最後の状態を再現します。
3つのEye-Care照明モード
「Quntis モニターライト HY214」では前面のメインライト、後面のバックライト。それぞれの点灯、消灯によって3つの「Eye-Care照明モード」を演出します。
集中力を高めたいなら前面をオン。リラックスやムード作りをするなら、後面をオンで間接照明効果を。長時間作業では、両方ともオンにすることで光の明暗のコンストラクトを抑え、目の負担を和らげるのがおすすめです。
以下、それぞれのライトを点灯した様子。
ライトの明るさと色温度
ライトの明るさと色温度を確認します。
「Quntis モニターライト HY214」では、メインライトの明るさは「10%〜100%」の間を4段階、あるいは無段階で調整可能。バックライトも「33%〜100%」の間で調整可能です。
以下はメインライトの明るさをチェックする様子。最小から最大に変化させています。
色温度は「3000K-6500K」の間を4段階、あるいは無段階で調整可能。
照射範囲の確認
以下はメインライトを最大の明るさで点灯した様子。
2枚のモニターを並べた広めのデスクもしっかりと照らします。(点灯しているモニターライトは正面の1つのみ)
Quntis HY214なら広めのデスクでも安心して使えます♪
続いて、バックライトを点灯した状態で、メインライトの明るさを比較します。
「Quntis モニターライト HY214」はライトの角度調整も可能。
以下は普段使用している状態と最奥に調整した状態を比較した様子。
メリット&デメリット|HY214を使ってみた感想
ここまで紹介したように、「Quntis モニターライト HY214」は機能面だけでなく、モニターライトとしての品質もかなりの高さを示す製品です。
正直、機能はともかく、ライト自体はBenQには敵わないかなと考えていました。
ですが、Quntisのライトも、想像以上に丁寧に光を処理しているなという印象。
ここからは、一部、BenQを始めとした他社製品との比較を交えつつ、Quntisモニターライトを使ってみた感想をまとめます。
- ライトのクオリティについて
- 無線リモコンとバックライトについて
- 無線リモコンか自動調光機能か?
- BenQ製品との比較
- 無線リモコンの気になる点(デメリット)
高いライトのクオリティ
無線リモコンや間接照明用のバックライトなど付加機能に目がいく「Quntis モニターライト HY214」。ですが、そもそものライト自体の完成度が高いのも本製品の大きな魅力。
例えば、明るさ最大にしても、以下のように光漏れなどはなし。作業中も目に光が飛び込んで来ることはありません。
角度調整でライトをモニター側に向けた状態。深いな映り込みや反射なども一切なし。
集中力を削がれることなく作業に集中できますよ♪
ただし、無理やり最大限にライトを手前に向けると光が若干目に入ります。(奥行き70cmほどのデスクでは問題ありません)
BenQなど他社製品と比べても、ライトの光はかなり上手に処理されてるね。いい感じ!
これは「Quntis モニターライト HY214」に採用される非対称配光モードの効果によるところが大きいはず。
正直、技術的なところは良くわかりません。ですが、目に負担なく、ストレスを感じずに作業できることが何よりも大切。
ライト自体のクオリティに関しては、これまで使っていたBenQ製品に匹敵するものです!
無線リモコン&バックライト搭載
そして、「Quntis モニターライト HY214」の最大の特徴。これはやはり、無線リモコンと間接照明用のバックライトの搭載でしょう。
クオリティの高い光を手元でコントロールできるのは便利なことは間違いありません。
バックライトの間接照明につては、正直、最初はおまけ程度?かと考えていたのですが、しっかりとリラックス効果を体感できています。
リモコン vs. 自動調光
一方、メインで使用中の「BenQ ScreenBar」の優位点は「自動調光モード」。BenQ製品に採用される、デスク周りの明るさに応じて自動的にライトの光量&色温度を調整してくれる機能です。
自動調光機能があれば、基本、こちらで明るさや色温度を調整する必要はなくなります。つまり、リモコンを操作することはほぼなしです。
これがBenQとQuntisとの大きな価格差の理由の1つかな?
ただ、このブログで使用する写真をデスク上で撮影することが多いため、もっとグリグリと色温度や明るさを調整したいと感じることも少なくありません。
そんなときは無線リモコンの必要性を強く感じます・・
自動調光を選ぶか? それとも、無線リモコンを選ぶか?
ご自身の用途など、一度考えておくことをおすすめします。
機能比較|Quntis vs. BenQ ScreenBarシリーズ
Quntis HY214 | ScreenBar | ScreenBar Halo | |
---|---|---|---|
操作方法 | 無線リモコン | 本体タッチ式 | 無線リモコン |
間接照明モード | 対応 | – | 対応 |
自動調光モード | – | 対応 | 対応 |
無線リモコン | 対応 | – | 対応 |
本体カラー | ブラック | ブラック | メタルグレー |
対応モニター の厚み | 0.5cm-3.2cm | 1-3㎝ | 湾曲モニター:0.7-4㎝ | 一般モニター:0.7-6㎝
価格 | 6,998円 | 12,900円 | 19,900円 |
購入する | 購入する | 購入する |
自動調光さえ妥協できるなら、Quntisのコスパの高さが際立つね!
Quntis HY214は湾曲モニターでは使用不可。この点は念のためご注意を。
リモコンについて気になる点
大きく利便性を高めてくれるQuntisの無線リモコンですが、少しばかり気になる点も。
無線リモコンを使用するためには単三電池が3本必要です。これはちょっと多いかなとも感じます。
これまで使用していたXiaomi製のモニターライトが2本だったこともあり、少々気にはなる点。
まあ、これは電池持ち次第でもありますが・・
このあたりは今後また、気になる点があれば追記します。
あと、パネル上に残る指紋の跡。これがかなり目立ちます。こっちは結構、気になりますね。
指紋が付きづらいマッドな仕上げだと良いなと思いますが、、タッチパネルのためには致し方ないのでしょうか。
これが「Quntis モニターライト HY214」に感じる最大のデメリットです。
- ライトの完成度は有名メーカーに劣らず
- 映り込みや漏れもなく目に優しい
- 手元でリモコンで光をコントロール
- バックライトのリラックス効果
- デスク上を広々と活用
- 競合と比べた圧倒的なコスパの高さ
- リモコンの乾電池3本は多い気も?
- リモコン操作パネルの指紋が目立つ
- 自動調光も欲しくなる
- 湾曲モニターでは使用不可
まとめ|品質&機能&価格と頭ひとつ抜けたモニターライト
本記事では無線リモコン&バックライト搭載の「Quntis モニターライト HY214」をレビューしました。
機能も品質も。コスパに優れたリモコン付きモニターライトをお探しなら、素直にQuntisを選ぶべき♪
ライト自体のクオリティも、BenQ製品に大きく劣るようなことはありません。
これまで使用してきた、Xiaomi製のモニターライトと比べるなら、機能面、品質面ともに今回のQuntis製品の方が優位です。(ただし、Xiaomiのマッドなリモコンは指紋がつかない)
コスパ重視でモニターライトを選ぶなら、「Quntis モニターライト HY214」は頭ひとつ抜けた製品と言えますね。