どうも、ひで(@hidetoshitwitt )です。
5000円前後の比較的リーズナブルなワイヤレスイヤホン選び。失敗しないポイントは何を重視するかを明確にすることです。
本記事で紹介する「EDIFIER X3 Lite」を選びたいのはこんな方。
- 気軽に高音質なサウンドを楽しみたい方
- 音には刺激よりも心地よさを求める方
- 高品質な通話性能を期待している方
このいずれか、あるいは全てを求める方にとって、EDIFIER X3 Liteは最良の選択肢となるかもしれません。
6mmダイナミックドライバーによる強力な低音に支えられた没入感あるサウンドとAIスマートノイズキャンセリングによるクリアで安定した通話品質。
本記事ではEDIFIER X3 Liteの特徴や機能、実際に使ってみた感想などをメリット・デメリットを交えてレビューします。
- クリアな低音と没入感あるサウンド
- 騒音やBGMも気にならない通話性能
- 操作方法のカスタマイズ、イヤホンを探すなどの便利機能
- ポケットやカバンの中で馴染むコンパクトなケース
- 充分以上な連続再生時間
- びっくりするほど安定&強力なBluetooth接続
- 装着時の圧迫感はやや強め
- プリセットは優等生すぎる?
- 初期設定では音量調節に対応せず!
特徴と概要|Edifier X3 Lite
通話を新たな次元に導くAIスマートノイズキャンセリング搭載するワイヤレスイヤホン「Edifier X3 Lite」。6mmダイナミックドライバーによる包み込まれる様なクリアで厚みある低音が音楽体験をさらなる高みに導きます。
付属品&同梱品
- X3 Lite イヤホン
- 充電ケース
- 充電ケーブル(A-C)
- イヤーチップ(S・M・L)
- 取扱説明書 等
説明書はしっかりとした日本語に。
製品仕様|Edifier X3 Lite
ブランド | Edifier |
製品名称 | X3 Lite |
Bluetooth Ver. | 5.3 |
ドライバサイズ | 6mm |
コーディック | SBC |
再生時間 | 6時間+18時間(最大24時間) |
防水性能 | IP55 |
重さ | ケース片側4g×2/ケース26g |
カラー | 2色(アイボリーホワイト/グレー) |
充電ポート | USB-C |
備考 | アプリ対応/ゲーミングモード/スマート通話ノイキャン |
レビュー|X3 Liteが創る音に包まれる心地よさ
まずはEDIFIER X3 Liteの外観、音質、装着感をチェックします。
外観・デザイン
シンプルながらも、何かしらの可愛さを感じるデザイン。
上部には「EDIFIER」の印字。
イヤホンの刻印はロゴマークなのかな? この刻印面をタッチして操作します。
イヤホンをケースに収納した様子。
コンパクトなケース背面に見える充電用のUSBポート。
最初はかなり目立つなと少々気にもなったのですが・・
充電時に自立するケースはデスク上の取り回しでは意外と有利に働きます。そして、どこか頑張ってる感もあり、何かしらの可愛いらしさも感じます。
AirPods Proを一回り小ぶりにしたサイズ感。ポケットの中でも邪魔になりません。
- イヤホン片側:4g
- ケース:26g
- トータル:34g
装着感
EDIFIER X3 Liteを装着するとやや強めの圧迫感も。
イヤホンは片側4gと軽量なため、さほど負担になることはありません。ですが、耳には常にその存在を感じます。
一方、収まりは良く、使用中にイヤホンが外れてしまうようなことはありません。
音質
音に関しては、6mmダイナミックドライバーを搭載による強力な低音が最大の特徴と言えます。ただし、下からズンズン押し上げてくるような低音を期待するなら拍子抜けかも。
低音については圧というよりも、明瞭さとその広がりが印象的♪
各音域ともに1つ1つの音自体はそこそこなのですが、その音を重ねた際のバランスに優れており、臨場感を高めることに成功しています。多くの方が音に包まれる心地よさを感じるはず。
楽曲によっては、高音を少し抑えたいと感じることも
この価格帯でも、これだけの音を作り出せるんですね。良い時代になりました。
感想|音質だけでなく、使い勝手の良さにも魅力
Edifier X3 Liteのデザインや音質、装着感などの感想は上記の通り。
ここでは実際に本製品を使用する中で感じたその他のポイントをメリット・デメリット交えて紹介します。
- 通話ノイキャンについて
- アプリと便利機能
- 最大にしてほぼ唯一の不満点
- Bluetooth接続について
- ゲームモードは使用せず
快適な通話ノイズキャンセリング
優れた低音体験とあわせてアピールされているのがAI搭載のスマート通話ノイズキャンセリング機能(以下「通話ノイキャン」)。
そのX3 Liteの通話ノイキャンは非常に優秀。
例えば、PCを前にしてのクライアント様との通話は、BGMを鳴らしたままの状態でも問題なくこなせます。騒々しい屋外からの電話でも、その相手にクリアな声を届けることができます。
僕と言うよりも、通話相手の満足度が高いです♪
使いやすいアプリと便利機能
EDIFIER X3 Liteは専用アプリ「Edifier Connect」に対応しています。
必ずしも高機能なアプリというわけではありません。ですが、使いやすい便利な機能が揃っており、EDIFIER X3 Liteの扱いやすさや音楽体験の向上にしっかり一役買っています。
- 4つのプリセットイコライザ
- 「ヘッドホンを探す」機能
- イヤホンのコントロール設定を自分流にカスタマイズ
- アプリからのリセットや電源オフ
プリセットイコライザはシンプルながらも優秀。ほぼすべての楽曲で好みの調整が見つかります。
ただ、その調整はやや優等生すぎる気も?!
個人的に癖のあるセッティングが好みのこともあり、1つ2つはもう少し遊びがあってもとは感じます。よく言えば、万人受けする調整であり、基本、それで正解だと。
操作方法には不満あり
EDIFIER X3 Liteは本体上部をタッチすることで操作します。その操作方法を自分流にカスタマイズできる「制御設定」は注目の機能。
イヤホン左右それぞれで設定可能。けっこう幅広くカスタマイズできますね。
よく使う操作をより使いやすく設定し直したり、既存のイヤホンに操作方法を寄せてみたり。
ただ、デフォルト状態だと、ボリューム調整が操作方法として設定されていません。これがEDIFIER X3 Lite最大にして、ほぼ唯一といってよい不満点。
なぜかX3 Liteの操作アクションには「1回タッチ」がありません。「1回タッチ」が設定で無効になっているわけではなく、そもそもその操作方法自体が存在せず。
結果、ボリューム調整があぶれてしまった感じです。
「1回タッチ」、どうして無いんだろうね?
抜群に安定なBluetooth 5.3
EDIFIER X3 LiteのBluetooth接続は抜群!と言えるほどに完璧。これがBluetooth 5.3の力なんでしょうか?
iPhone14Proとペアを組ませていますが、一度たりとも接続の途切れやそのパフォーマンスにストレスを感じるようなことはありません。
また、自宅内(戸建て、2階建住宅)なら、どこにいても安定の接続を維持します。
接続については一切不満はありません。素晴らしい♪
ゲームモードは評価できず
EDIFIER X3 Liteは60msという驚異的な超低遅延のゲームモードを備えます。
ですが、僕の用途ではこちらの機能は使用せず。ここは試すことができず申し訳ないです。
まとめ|高音質サウンドを気軽に楽しむためのイヤホンです
本記事では5000円を切る価格ながら、クリアな低音と没入感あるサウンドが魅力のワイヤレスイヤホン「EDIFIER X3 Lite」をレビューしました。
良い音をもっと気軽に楽しみたい♪そんな方におすすめのコスパに優れたワイヤレスイヤホンです。
機能面などはシンプルにまとまった製品ですが、その音作りと使い勝手からくる「心地よさ」にはこだわりを感じます。
- クリアな低音と没入感あるサウンド
- 騒音やBGMも気にならない通話性能
- 操作方法のカスタマイズ、イヤホンを探すなどの便利機能
- ポケットやカバンの中で馴染むコンパクトなケース
- 充分以上な連続再生時間
- びっくりするほど安定&強力なBluetooth接続
- 装着時の圧迫感はやや強め
- プリセットは優等生すぎる?
- 初期設定では音量調節に対応せず!
個人的には通話品質の高さも高評価のポイント。
音量調整についてはカスタマイズで対応しましたが、やはり「1回タッチ」の操作は残しておいて欲しいなと感じます。
ただ、残念に感じるポイントはほぼこの1点のみ
もちろん、マルチポイントやマルチペアリングなどが備わっていれば言うことなしではありますが、それはもう少し上の価格帯の製品に任せましょう。
この価格でこれだけ心地よい音楽体験が手に入るコスパの高さ。これがEDIFIER X3 Liteの最大のメリットかもしれませんね。
この機会、ぜひチェックしてみてください。