どうも、ひで( @hidetoshitwitt )です。テンキーは左手デバイスに!
本記事でレビューするEPOMAKER TH21 はプログラマブルな20%キーボード。要は21キーの多機能テンキーです。
現在、我が左手デバイスとして絶賛活躍中のEPOMAKER TH21。
作業性アップに直結するかなり便利なアイテムであることは確か。
ただ、興味をもったきっかけはTwitterで見かけたその愛らしいデザイン。まさに一目惚れでした♪
各キーに登録した、ショートカットやアプリランチャー、マクロなど工夫次第ではあるのでしょうが、すでに生産性は爆上がり。ただ、少しばかり弱点があるのも確か。
ハードは100点、ソフトは80点。そんな感じの左手デバイスです。
- デザインに一目惚れ♪
- 打鍵感もよし♪
- 左手デバイスとして活躍中♪
- レイヤー切り替えはソフトからのみ
- マクロ機能にもう一声欲しいかも
- 専用ソフトに若干の不安定さ(Mac)
本記事ではメリット・デメリットを交えつつ、本製品「EPOMAKER TH21」の魅力をお伝えします。
- コスパに優れた左手デバイスが欲しい方
- コンパクトなキーボードをお使いの方
- 性能だけでなくデザインにもこだわりたい方 など
特徴|21キープログラマブルキーボード EPOMAKER TH21
ホットスワップ対応のメカニカルテンキー「EPOMAKER TH21」。専用ソフトウェアEPOMAKER Driverを使用することでRGBバックライトやキーセット、マクロなどの機能を各キーに設定可能なプログラマブルキーボードです。
付属品&同梱品
- キーボード本体
- キーキャップ・スイッチプーラー
- USB A-C ケーブル
- 取扱説明書 等
好みの打鍵感に応じたキースイッチも選択可能。今回は赤軸を選択しています。
テンキー本体の角度調整機能などは備わっていません。とは言え、オーソドックスな高さ&角度なので問題はないでしょう。
本体裏面のUSBポート。(TH21は有線キーボード)
Macへの接続はモニターのUSBを介しています。そのため、USBケーブルは付属のものではなく、より取り回しに有利なカールコード式のものを使用しています。
お手軽価格のケーブルですが、その取り回しなど使い勝手は良いですよ。
製品仕様|EPOMAKER TH21
ブランド | EPOMAKER |
製品名称 | EPOMAKER TH21 |
キー数 | 21キー |
キーキャップ素材 | PBT |
パワー | 5V≦500MAH |
重量 | 約250g |
サイズ | 88×133.5×51 mm |
生産 | Made in China |
備考 | ホットスワップ/RGB SMDバックライト |
感想|好デザイン&良機能をあわせ持つ生産性向上アイテム♪
一瞬にして欠かすことのできない「左手デバイス」の座を確保したEPOMAKER TH21。
本製品は搭載する21個のキーにキーコンビネーションやマクロなど様々な機能をもたせることができるプログラマブルキーボードです。
ここからは「デザイン・左手デバイス・専用ソフト&設定」の3つの要素から本製品の魅力に迫ります。
でも、残念な点もあるんだよね・・・。
デザイン最高!HHKBのお供にも♪
もうとにかく可愛い。一目惚れ。これがEPOMAKER TH21に対するファーストインプレッション。
100%どストライクなルックスでした♪
このテンキーをTwitterで見かけた瞬間、以下のようにHHKBの左手で働くこのキーボードの映像が浮かんできたんです。
いや、マジ、可愛くないですか?
ファンクションキーを搭載しないHHKBと比較すると縦幅の違いは大きいです。(一般的なキーボードにマッチするサイズ感)
角度や高さはピッタリではないものの、バランスは悪くありません。HHKBはスタンド(小)を立てた状態。
実際はHHKBとピッタリ並べて使うことはないけどね。
本来はEPOMAKERの同じ「Theoryシリーズ」であるTH80のようなキーボードとの組み合わせを想定したものなのでしょう。
ですが、この様にHHKBとの相性も悪くない、というか非常に良いと思うのですがいかがでしょうか?
こっちのキーボードも可愛いですけどね。
プログラマブル|テンキーを左手デバイス化
もちろん、EPOMAKER TH21の購入動機はデザインだけではありません。
あくまでも主目的は、日々の生産性、作業性に直結する左手デバイスとして活用することです。
そして、その目論見は大正解! 間違いなく日々の作業性アップに貢献してくれています。
現状、テンキーとしてではなく、各キーに複数の機能を登録し、以下の3つの用途で使用しています。
- キーコンビネーション(ショートカットキーの代用)
- マクロ(キー入力の記録と再現)
- アプリランチャー(よく使うアプリを1クリックで起動)
プログラマブルなキーボードとしての本領発揮だね!
アプリランチャーはMacの「ショートカット」アプリと組み合わせて設定することで登録可能です。
EPOMAKER Driver|ソフト面には課題あり!?
上記で挙げたキーコンビネーション、マクロ、アプリランチャーなどの機能の設定は専用ソフト「EPOMAKER Driver」から行います。
以下は各キーに様々な機能を割り当て(リマップ)していく様子。
以下は通常時の状態。すでにほとんどのキーに新たな機能が登録されています。
リマップの状況は各キーに反映されたカラーで確認できます。
赤色:設定不可(固定の機能が設定されているキー)
水色:新たな機能が設定されたキー
白色:新たな機能が未登録のキー(刻印通りのキーとして機能)
以下はFnキーを押した状態での割り当て状況。
Fnキーを押した状態/押さない状態、それぞれに機能を登録できるんだね。
上記では、「7・8・9・0」に新たな機能が割り当てられています。
Fnキーとのコンビネーションにはすでに多くの固定機能が登録されているのがわかりす。(赤色部分)こちらは後ほど紹介するRGBバックライトを操作するための固定機能が設定されています。
今のところ、以下のようなマイルールで機能の割り当てを行っています。
- Fnを押さない状態:キーコンビネーション(ショートカットキー)/アプリランチャー
- Fnを押した状態 :マクロ
以下は各キーに「Ctr+Z」のようなショートカットを設定する様子。
同じく各キーに記録済みのマクロを設定する様子。
マクロ機能とは1クリックで特定のキー操作を再現する機能のこと。頻繁に繰り返すようなキー操作の効率が格段にアップするよ!
モザイクが多く分かりづらいかもですが、キー操作(マクロ)を記録&編集する様子。
こちらの画面ではキー入力とキー速度の記録や編集を行います。オーソドックスなマクロ機能ですね。
マクロ機能についてはあともうひと工夫、+αな機能が欲しかったな、と。
このような流れで21個のうちFnキーを除いた20個のキーに何かしらの機能を登録できます。
また、EPOMAKER TH21では上記のようなキーマッピングを4つのレイヤーで保存可能。
この21個のキーのマッピングを4パターン登録できるということだね。
例えば、各レイヤーに以下のような役割をもたせ、状況に応じて切り替えて使い分けできます。
- Layer_1:汎用のキーマッピング(普段使い)
- Layer_2:初期設定のまま(テンキーとして使用)
- Layer_3:アプリAに特化したマッピング
- Layer_4:アプリBに特化したマッピング
ただ、このレイヤー機能には1つ残念な点が・・。
それはレイヤーの切り替えはEPOMAKER TH21本体からは不可能だということ。
キーボードからの切替方法、いろいろ探ってみたのですが発見できず。現状、レイヤーの切り替えは専用ソフト「EPOMAKER Driver」を立ち上げて行う必要がある模様。
これが、例えば「Fnキー+1〜4キー」などで切り替えできると便利なんですけどね。
バックライトの設定もこちらのソフトから行います。
ダイナミックRGBによるバックライトの演出パターンは16種。それぞれ、スピード、明るさ、カラーの変更なども設定できます。
ただ、バックライトはあまり触っていないです。
まとめ|手軽に左手デバイスを導入したい方にもおすすめです♪
本記事ではデザイン性&機能性&価格の3要素を高次にバランスする多機能テンキー「EPOMAKER TH21」をレビューしました。
見た目から入ったキーボードですが、今や僕の左手には欠かすことのできない作業性アップに直結するアイテムです♪
- デザインに一目惚れ♪
- 打鍵感もよし♪
- 左手デバイスとして活躍中♪
- レイヤー切り替えはソフトからのみ
- マクロ機能にもう一声欲しいかも
- 専用ソフトに若干の不安定さ(Mac)
より高額&本格的な本物の(?)左手デバイスと比べるとできることは限定的。
ですが、この価格でこれだけ活躍してくれるなら、僕としては言うことなし。まさに高コスパ。
そして、何よりも可愛いです♪
カッコいい左手デバイスに憧れはあるけど、価格的にちょっと手が出しづらい・・。そんな方にはぜひともチェックしてもらいたいおすすめ度の高い多機能テンキーです。
- コスパに優れた左手デバイスが欲しい方
- コンパクトなキーボードをお使いの方
- 性能だけでなくデザインにもこだわりたい方 など
今回は主にデザイン&左手デバイスとしての有効性という側面からまとめてみました。
その他にもホットスワップ対応や高耐久なPBT素材のキーキャップ採用などは頻繁に取り外し、付け替えなどを行うメカニカル派の方にとっても大きなメリットなんじゃないでしょうか。
本製品は今回選んだ「赤軸」だけでなく、複数のキースイッチが選択可能。
また、カラー違いの製品もラインナップ。今度はテンキー用として購入することも検討したいですね。