どうも、ひで( @hidetoshitwitt )です。
取り回し重視のコンパクトモデルから幅広いシーンで活躍する大容量モデルまで、世の中には様々なモバイルバッテリーが出揃っています。
本記事でレビューする「RORRY MagSafe対応モバイルバッテリー」はコンパクトながらも10000mAhの大容量で3台同時充電を実現するMagSafe対応のモバイルバッテリー。
安定した充電性能を誇りつつ、競争力のあるリーズナブルな価格設定も魅力な製品です♪
- MagSafe充電&3台同時充電に対応
- 幅広いシーンで活躍できる
- 安定した充電性能を発揮
- 高コスパ製品
- スタンド機能には不安と不満
- iPhone 14 Proユーザーは注意も
RORRYは先日紹介したこちらの「超コンパクトな3IN1ワイヤレス充電器」を販売しているブランドでもあります。
上記もめちゃくちゃお気に入りなアイテム♪
そういう意味でも今回のモバイルバッテリーには大きな期待を寄せています。
ただ、使っていく中で「RORRY MagSafe対応モバイルバッテリー」の無視できないデメリットなども出てきました。その点も含めてレビューします。
- 複数のスマートフォンなどを持ち運ぶことが多い方
- MagSafeに対応したモバイルバッテリーをお探しの方
- コスパ重視でモバイルバッテリーをお探しの方
特徴|RORRY MagSafe対応モバイルバッテリー 1000mAh
付属品&同梱品
本体以外の付属品はUSBケーブルと説明書だけとシンプル。
- モバイルバッテリー
- USB充電ケーブル(A-C)
- 取扱説明書 等
が、なぜか上記以外に謎のフィルムパックが1枚封入。
見た感じ未開封のスマホのディスプレイクリーナーのようですが、中身はどう見ても空っぽぽい?
梱包ミスかと思いますが、こういうのはちょっと不安になりますねw
製品仕様|RORRY MagSafe対応モバイルバッテリー
ブランド | RORRY |
製品名称 | モバイルバッテリー magsafe対応 |
容量 | 10000mAh |
USB-A出力 | QC4+対応、4.5V-5A/5V-4.5A/5V-3A/9V-2A/12V-1.5A(Max)(22.5W) |
USB-C出力 | PD3.0対応、5V-3A/9V-2.25A/12V-1.5A(Max)(20W) |
ワイヤレス出力 | 5V-2.4A(Max)(15W) |
サイズ | 109 × 69 × 17.7mm |
カラー | ホワイト/ブラック |
重量 | 180g |
生産国 | Made in China |
レビュー|大容量モバイルバッテリーの実力チェック
大容量&コンパクトをうたうRORRY MagSafe対応モバイルバッテリー。まずは本体のチェックから。
コンパクトなボディ
コンパクトながらも「USB-A&USB-C」の2つのポートとMagSafeに対応する「ワイヤレス充電」、収納式のスマホスタンド機能など幅広いシーンでの活躍が期待できるモバイルバッテリー。
コンパクトながら10000mAhの大容量を誇る本製品。
ざっとですが10,000mAhでどの程度充電できるかの目安をまとめたのが以下。
- スマートフォン 約2回分
- 任天堂Switc 約2回分
- iPad 約1回半分
スマホ2回転分の容量はなかなかの安心感♪
iPhone14 Pro とのサイズ比較。
本体の重さは実測「186g」でした。
iPhone14(172g)とiPhone14 Pro(206g)のちょうど中間くらいの重さだね。
特筆するほどでも無いかもしれませんが、MagSafe対応の10000mAhというくくりで見ればコンパクトな部類と言えるでしょう。
磁力についても問題なし。
2つの充電ポートと視認性に優れたインジケーター。
このサイズに2ポート収まっているのは嬉しいですね。ワイヤレス充電と合わせ3台同時充電を実現しています。
各ポート、ワイヤレス充電の最大出力は以下。
- ワイヤレス充電:15W(MagSafe対応)
- USB-A:22.5W(QC4+対応)
- USB-C:20W(PD3.0対応)
充電や残量の状況などもわかりやすくまとまるインジケーターランプ。
ただ、残量表示は少しざっくり気味な気も?
地味ですが、操作性に優れた電源ボタン。
「2回押し」で電源オフ。「長押しでオフ」タイプのボタンよりこちらの方が好み。
裏面にはスタンドが収納。が、このスタンドについては不満点も。
収納式のスタンドは少々引き出しづらいのが気になります。強めの負荷を掛けるとすぐに壊れそうな作りでもあります。
スタンドは横置きのみ。
縦置きに対応してると嬉しかったかも。
本体の印象は以下。
- やや不安と不満の残るスタンド機能
- コンパクト&ギミックのバランス
- 丁寧な各所の作り込み
安定の充電性能
コンパクトながらも3台のデイバイスの同時充電を実現する本製品。その充電性能もチェックしてみます。
各充電パーツの仕様(最大出力)は以下。
- ワイヤレス:15W(MagSafe対応)
- USB-A:22.5W(QC4+対応)
- USB-C:20W(PD3.0対応)
部屋の模様替えの際に電圧電流チェッカーを紛失した模様・・。(出力や容量はまたの機会に)
今回はワイヤレス充電(MagSafe対応)の充電時間を計測し、実際の出力などを探ってみます。
2台のモバイルバッテリーを使用し、それぞれバッテリー残量0の状態から10分/30分でどの程度、充電が進むかを比較します。
計測に使用した端末は2年間使用しそこそこバッテリーのヘタったiPhone 12 mini。数値そのものは参考値としてください。
10分 | 30分 | 最大出力 | |
RORRY | 17% | 31% | ? |
CIO | 18% | 28% | 7.5W |
比較に使用したモバイルバッテリーは最大出力7.5Wを誇るCIO製のモバイルバッテリー。
本製品(RORRY)もMagSafe充電での最大出力は「7.5W」相当だと予想できます。
体感ですが、最初の10分ではRORRY、CIO共にそこそこの熱を持ちます。一方、30分経過時点ではRORRYの加熱具合はやや収まった印象。(CIOはほぼ変わらず)
使用頻度は高くは無いでしょうが、3台同時充電も安定。
充電性能については全体を通して安定しているのを感じます。
高コスパ
以下のような多くのメリットを持つRORRY MagSafe対応モバイルバッテリー。それでいて競合製品と比較したコスパの高さも本製品の魅力と言えそうです。
- 大容量&軽量
- MagSafe充電に対応
- 3台同時充電を実現
以下は10000mAh、MagSafe対応と本製品と類似した仕様を持つAnker ManGoシリーズのモバイルバッテリー「Anker 633 Magnetic Battery」と本製品の価格&スペックなどを比較したもの。
比較| vs. Anker 633 Magnetic Battery (MagGo)
製品名 | RORRY MagSafe対応モバイルバッテリー | Anker 633 Magnetic Battery |
容量 | 10000mAh | 10000mAh |
最大出力 | USB-A:22,5W USB-C:20W ワイヤレス:15W (MagSafeは7.5W相当) | USB-A:18W USB-C:20W ワイヤレス:7.5W |
商品重量 | 約186g | 約218g |
参考価格 | 5,380円 | 7,990円 |
備考 | 1,000円オフクーポン(随時) スタンドは横置きのみ | 安定のAnkerブランド スタンドは縦置き対応 |
購入 | Amazon | Amazon |
参考価格では2600円ほどの差があります。また、RORRYは記事執筆時点では「1000円オフクーポン」を配布しているためその差はさらに広がります。
コスパ重視か、大手ブランドの信頼性重視か? 目的に応じて選択してみよう!
iPhone14 Proユーザーはケース&レンズの干渉に注意
シリーズが進むごとにどんどんサイズアップが進むiPhoneのカメラレンズ。
ついに恐れていたことが・・・(苦笑)
iPhone14 Proのワイヤレス充電時、使用するスマホケースによってはレンズカバーが干渉し、iPhoneと充電器の間に隙間ができてしまいます。
一応、充電はできているもののの充電ロスとそれによる加熱などは心配。
ケースを外した状態では問題なし。でも、ギリギリ。
まとめ|活用シーンが広がる安定の大容量バッテリー
本記事では3台同時充電可能&10000mah大容量なMagSafe対応モバイルバッテリー「RORRY モバイルバッテリー magsafe対応 10000mAh」レビューしました。
これ1台あるだけで出先での安心感は段違いになるはずです。
- MagSafe充電&3台同時充電に対応
- 幅広いシーンで活躍できる
- 安定した充電性能を発揮
- 高コスパ製品
- スタンド機能には不安と不満
- iPhone 14 Proユーザーは注意も
コスパ重視で安定感あるモバイルバッテリーをお探しなの方には強くおすすめしたいです♪
ただし、iPhone 14 Proユーザーさんにとってはレンズの干渉問題は無視できないデメリットになりえます。