Rorry 折りたたみ式 4in1 ワイヤレス充電器をレビュー｜ハイコスパにQi2パワーを手に入れる

どうも、ひで（ @hidetoshitwitt ）です。

出張や旅行、日々のお出かけなど。その手荷物をスッキリと減らしてくれるのが、コンパクトな折りたたみタイプのワイヤレス充電器。

本記事で紹介する「RORRY 折りたたみ式 4in1 ワイヤレス充電器」は最新のワイヤレス充電規格「Qi2公式認証」製品ながらもリーズナブルな価格で攻めるコスパに優れたアイテムです。

一部の例外をのぞき、7.5Wに制限されていたiPhoneのワイヤレス充電。これからは15Wが当たり前の時代に突入します。

携帯時にはコンパクト。展開時には4台同時充電を実現する充電ステーション。混雑しがちな電源まわりの整理整頓やデスク上の省スペース化にも大きく貢献する便利ガジェット。

逆に現段階ではAppleユーザー以外にはほぼ恩恵がないのは残念な点。

本記事では「RORRY 折りたたみ式 4in1 ワイヤレス充電器」の特徴や機能、メリット・デメリットなどをわかりやすくレビューします。

また、気になる競合のQi2ワイヤレス充電器との比較情報も。製品選びの参考にしてください。

本記事はRORRY様より製品の提供を受け作成しています。一部の画像は許可のもと使用しています。

概要｜Qi2パワーをコンパクトに持ち運ぶためのワイヤレス充電器

付属品＆同梱品

特別高品質というわけでもないですが、PD対応の30W ACアダプターがついてくるのはなんだかんだお得ですね。

日本での販売に力を入れてくれているからなのでしょうか。RORRYさんの取扱説明書は本製品でもクオリティ高め。　

製品仕様｜RORRY 折りたたみ式 4in1 ワイヤレス充電器

ブランド	RORRY
製品名称	折りたたみ式 4in1 ワイヤレス充電器
モデル	A7
MagSafe出力	15W/10W/7.5W/5W
Watch出力	3.5W
USB-A出力	5W
Type-C 出力	5W
Type-C 入力	27W
素材	ABS
カラー	ホワイト
サイズ	約168×76×36mm
重さ	約142g
生産	中国製

レビュー｜Rorry 折りたたみ式 4in1 ワイヤレス充電器

より強力＆安全になったワイヤレス充電器を、気軽に手軽に持ち運ぶ事ができる。

「RORRY 折りたたみ式 4in1 ワイヤレス充電器」は多くのiPhone＆Apple Watchユーザーに、より快適な充電環境を提供します。

そんな本製品の特徴や機能を次の3つの切り口で紹介します。

高い携帯性と使用感

「RORRY 折りたたみ式 4in1 ワイヤレス充電器」はその名の通り折りたたみ式。本体をコンパクトに纏めることで携帯性を高めます。

以下、iPhone12 miniとのサイズ比較。

スタンド時の高さは最大で約10cm。

重さは140gと軽量。

Qi2公式認証

「RORRY 折りたたみ式 4in1 ワイヤレス充電器」は「Qi2」認証の充電器。

Qi2は、Wireless Power Consortium (WPC) が2023年に発表した最新のワイヤレス充電規格。主な特徴は以下のようなもの。

Qi2はQiを強化した規格と同時に、MagSafeをベースとした規格でもあります。そのため、iPhoneとの相性もバッチリ。

Qi2規格をiPhone視点で評価するとこんな感じでしょうか。

• ワイヤレス充電が7.5Wから最大15Wに
• iOSデバイス以外にも対応（Androidスマホなど）

これまではApple純正の充電器などごく一部に限られていたiPhoneの15W ワイヤレス充電がQi2では標準のものに。これは充電速度はおおよそ2倍にアップすることを意味します。

また、これまでiOSデバイスに制限されていたMagSafe機能が、実質的にAndroidスマホを始めとしたすべてのデバイスに開放されたことも意味しています。

4in1 充電ステーション

2つのワイヤレス充電パッドと2つの充電用USBポートで搭載する「RORRY 折りたたみ式 4in1 ワイヤレス充電器」。最大4デバイスの同時充電に対応します。

主にMagSafe対応のiPhoneとAirPodsの充電を担う2つのワイヤレス充電パッド。

充電スタイルは平置き形状とスタンド形状の2スタイルを選択可能。

モニター下など高さに制限がある場所に設置する際には平置きが便利。

MagSafe対応充電パッドも平置きの際なら、iPhone以外にAirPodsなどのワイヤレスイヤホンの充電も可能です。

iPhoneやApple Watchのディスプレイを有効活用するなら、スタンド形状がおすすめ。

iPhone側の充電パッドは高さ＆角度の調整が可能。スマホ画面の視認性を維持します。Apple Watch側も最大90°の角度調整が可能です。

「RORRY 折りたたみ式 4in1 ワイヤレス充電器」は入力用×1、出力用×2の合計3つのUSBポートを搭載します。

インプット用のUSB-Cポートは入力 最大27W。4デバイスの充電を支えます。

アウトプット側の両ポートはそれぞれ出力5W。

iPadなどの充電も可能ですが、どちらかというとイヤホンケースやマウスなど小型のデバイスの充電に適したスペックです。

充電パッド＆充電ポートをフル稼働することで、4台同時充電も可能。

充電時の出力を維持するためにも付属の30WのACアダプターを使用するのをお忘れなく。

比較｜MagCharger Qi2との違い＆選び方

現在、本製品とコンセプトが近いワイヤレス充電器「WORLD GADGETS MagCharger Qi2」を使用しています。

こちらもQi2対応、マルチデバイス充電、折りたたみ式とあわせ、洗練されたデザインが注目の人気製品。

が、2台の充電器を試してみると、意外とその使用感に違いがあることがわかります。

	折りたたみ式 4in1 Qi2	MagCharger Qi2
折りたたみ
Qi2
ワイヤレス充電	2台	3台
USB充電	2ポート
同時充電	最大4台	最大3台
形状	横型	縦型
重さ	140g	234g
価格	Amazon	Amazon

充電機能の違い

両製品の違いの1つが充電まわりの仕様。

まず、搭載されるワイヤレス充電パッド。本製品が2つなのに対し、WORLD GADGETSは3つと一歩リード。

一方、RORRYは2つの充電用ポートを搭載。

こちらを活用すれば最大4台の同時充電が可能。同時に充電できるデバイス数では最大3台のWORLD GADGETSを一歩リードします。

ステーション時の形状の差

充電ステーションとして機能することで、両製品とも充電デバイスをコンパクトに集約。デスク上や充電スペースをスッキリと整理してくれます。

ただ、その充電ステーション時の形状の違いが、使用感の差となって現れます。

サイズと重さ

いずれの充電器も折りたたみ時にはかなりコンパクトに。特にWORLD GADGETSは3つのワイヤレス充電パッドを備えながらもこのサイズに収まるのは素晴らしい。

一方、軽さに関しては、RORRYが圧倒的に有利。

おすすめはどっち？

基本はワークスペースに常設、まれに持ち出して使用することも。そういった使い方なら、「WORLD GADGETS MagCharger Qi2」。

逆に、携帯メインでデスク上に常設することも念頭に。であれば、おすすめなのは「RORRY 折りたたみ式 4in1 ワイヤレス充電器」。

ただし、この評価は相対的なもの。どちらも省スペース＆携帯性に優れた製品であることは確かです。

所有感なら「WORLD GADGETS」。価格重視なら「RORRY」といった感じでしょうか？

「RORRY 折りたたみ式 4in1 ワイヤレス充電器」のコスパの高さは大きなメリットとなるはずです。

感想｜Qi2 折りたたみ式充電器のメリット＆デメリット

ハイコスパが魅力のQi2充電器「RORRY 折りたたみ式 4in1 ワイヤレス充電器」を使って感じた良い点、気になる点をまとめます。

メリット

本製品の主なメリットはこの5つ。

iPhoneユーザーにとってはQi2化の恩恵は代えがたいもの。また、携帯時のコンパクトさ、充電ステーション時の省スペース化など、気軽にどこでもQi2ワイヤレス充電を活用できる利便性も高評価。

デメリット

より強力になったiPhoneのワイヤレス充電。対して、Apple Watch側はやや控えめなのは少々残念。

また、本製品が購入対象になるのは、あくまでもiPhone＆Apple Watchの両デバイスを所有しているユーザーと限定的。

これは必ずしもデメリットとは言えません。ですが、せっかくの強力＆ハイコスパなQi2充電器。ちょっと残念に感じるのも正直なところ。

まとめ｜Qi2充電器がもっと手軽にあなたの元に

本記事では携帯性抜群の最新Qi2規格対応製品「RORRY 折りたたみ式 4in1 ワイヤレス充電器」をレビューしました。

iPhoneの充電速度が一気に倍に。より強力になったワイヤレス充電器を気軽に持ち運べるのは嬉しい限り。

もしかすると、これが最大のメリットかも！？

RORRYはセールやクーポンなども積極的に活用している印象のブランドです。製品ページをチェックする際は、そんなお得情報の確認も忘れずに。