どうも、ひで(@hidetoshitwitt )です。
本記事でレビューする「RayNeo Air 2S」は目の前に高解像度な巨大スクリーンを投影できるXRグラス。
簡単にいえば、多機能なメガネ型の高精細プロジェクターですね♪
対応デバイスがあれば、スマホ、タブレット、パソコンなどの画面を映し出し、映像やゲームを楽しんだり、3D空間を体験、複数のウインドウを並べた仮想ワークスペースを作り出したりなんてことが手軽にできる製品です。
特に、移動中やベッド、ソファーでの動画視聴は最高!
リアルのディスプレイで観るよりもくっきり鮮やかな映像を快適に楽しむことも可能。
一部ではすでに「リアル空間を超えた体験」を味わえます♪
ただし、まだまだ対応デバイスの制限や、デバイスによってできること・できないことがあるのも事実。
本記事ではそのあたりも詳しく解説します。
- 新型ARグラスの機能や特徴
- RayNeo Air 2Sを使ってみた感想
- RayNeo Air 2Sのメリット・デメリット
- 使用可能なデバイスについて
- 製品価格や割引情報 など
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- 現実空間を超えるクリアな映像
- 立体的なサウンドに包まれる快感
- 音漏れ軽減で移動中も安心
- 巨大スクリーンもケーブル1本で
- 長時間でもストレスのない装着感
- Apple製品での機能は限定的(メイン機能はOK)
- 生産性向上までにはあと一歩
特徴|RayNeo Air 2S ARグラス
「RayNeo Air 2S」はケーブル1本で映画館のような巨大スクリーンと立体的な音響空間を創り出す革新的なXRグラス。より洗練された視覚、聴覚、デザインが新たなユーザー体験を実現します。
付属品&同梱品
- RayNeo Air 2S XRグラス本体
- 視力矯正レンズ用フレーム
- データ転送ケーブル
- ノーズパッド
- メガネ拭きクロス
- 収納ケース
- ユーザーマニュアル など
あまりの分厚さに驚いたユーザーマニュアル(笑)。15カ国ほどの言語に対応してるため。
日本語の説明は18ページほど(注意書き除く)なのでご安心を♪
視力矯正用のカスタムレンズを取り付けるためのフレームとノーズパッド。
データ用ケーブルは緩めのL字形状。耳の裏側でも邪魔になりません。
これ1本でデバイスからの映像出力やグラスへの給電を担います。
落ち着いたデザインの収納ケース。保護性能は充分です。
製品仕様|RayNeo Air 2S
ブランド | RayNeo |
製品名称 | Air 2s |
スクリーン | Sony 低電力マイクロOLEDディスプレイ 201インチ@6m |
FOV/PPD | FOV46°PPD49 |
解像度(両眼) | 1920×1080 @2D / 3840×1080 @3D |
リフレッシュレート | 60Hz/120Hz |
接続 | USB-C DisplayPort (DP) |
センサー | 加速度センサー、ジャイロスコープ、近接センサー |
重量 | 78g |
互換性 | ハンドヘルド/iPhone 15/Phone/iPad など |
メリット|RayNeo Air 2Sの魅力
映像は現実空間をすでに超越!? 「RayNeo Air 2S」を使って感じたメリット、その魅力をまとめます。
- クリアな映像&音響
- 手軽な使用感
- 快適な装着感
クリアな映像&音響
これまでのARグラスをリードする高音質サウンドはRayNeo Air 2Sの大きな優位性。そして、驚くほど明瞭な映像は、もはや現実世界でのデスプレイを超えてきています。
初めてARグラスを体験した方はきっと驚くはず♪
4スピーカー対象設計の空間オーディオシステム
RayNeo Air 2Sには、通常は高級オーディオ機器に搭載されている4つのダイナミックスピーカーで構成される対称スピーカーデザインが採用。
XRグラスでは本機種が初めてかな?
これによってグラス内部に空間オーディオシステムを構築。没入感ある立体的でクリアなサウンドを実現しています。
また、「ささやきモード」では、音漏れを最大限に軽減してくれます。
6m先に広がる201㌅の4Kモニター
ソニーの0.55インチMicroOLEDディスプレイを搭載することで、201インチのシネマティックな視覚体験を実現。迫力だけでなく、驚くほどに明瞭な映像を生み出すことに成功しています。
手軽な使用感
びっくりするくらい手軽な使用感も「RayNeo Air 2S」の大きなメリット。
スマホ、PC、タブレットなどの対応デバイスとデータケーブル1本つなぐだけで、即座に上記のような映像&音楽を楽しめます。設定も必要なし。
DPモードを搭載するスマホ、パソコンなどは必要ですが、いつでも、どこでも、誰でもが簡単にAR空間を楽しめる手軽さは、こういった製品の敷居を大きく引き下げるものになっています。
快適な装着感
美しく手軽な映像&音楽を長時間ストレスなく楽しむことができる。それを実現する快適な装着感も「RayNeo Air 2S」の魅力です。
- 軽量化と荷重バランス
- 2色射出成形技術
- テンプル&ノーズパッドの調整機構
- TUVアイコンフォート
Airのネーミングどおり、装着感についてはこれまで使ってきたデバイスより数段上♪
Air 2Sは約78g。これは卵1個分とほぼ同じ重さ。
グラスのフィット具合も細かく調節可能。左右のテンプルは上下3段階の角度調整。
ノーズパッドは幅調整と3段階の引き出し調整。
- 現実空間を超える映像体験
- ARグラス最上位のサウンドシステム
- 何時間でもストレスのない装着感
これらは間違いなくエンタメ体験を新しいものにしてくれますよ♪
デメリット|RayNeo Air 2Sの気になる点
ここまではあくまでもコンテンツ消費デバイスとしての評価。
高い映像&音楽表現力を誇る「RayNeo Air 2S」も生産性向上などオフィスワーク的な用途についてはまだ課題は残ります。
ここではAir 2Sが備える3つのディスプレイモードの1つ「オフィスモード」について気になる点を。
- 投影モード
- XRモード
- オフィスモード
3つのディスプレイモード
まずはこの3つのモードについて簡単に説明します。
基本、MacやiPhoneなどのアップル製品で使えるのは最初の「投影モード」のみ。「XEモード」は一部のAndroidデバイス、「オフィスモード」は対応するWindowsパソコン限定のモードです。
Appleユーザーにとっては残念ポイント。今後に期待です。
投影モード
スマホやタブレット、PC、ゲーム機などのデバイスのコンテンツを大画面でミラーリングできるモード。
先の「ケーブル1本つなぐだけで」というのは基本このモード♪
XRモード
専用のAndroidアプリ「Rayneo XRアプリ」を使用することで体験できる3Dスペースシステム。
一部のAndroidデバイスに対応するモードだよ!
オフィスモード
Windowsパソコン用ソフト「Mirror Studio」を使用することで体験できる仮想ワークスペースモード。
仮想スペースに浮かぶマルチウインドウで生産性や娯楽性の向上が期待できるモードです♪
ただ、この「オフィスモード」については完成まであと一歩といった感じ。
生産性向上には課題が残る
「オフィスモード」については「Core i7-12700H/GeForce RTX 3060」と最新ではないものの、そこそこのスペックのWindowsマシンで試しました。
確かに仮想空間に複数のウィンドウが浮かぶ様子には近未来を感じます。
ただ、動作速度やその安定感、作業を行う上での操作感など、まだまだ現実空間でのそれには及ばない印象。
あくまでも現状は「体験版」レベルだね
実際、製品ページなどでもこのあたりの機能については触れられていないです。あくまでも、一足先にその片鱗を覗くことができる、それくらいに考えておくべき。
一方で、映像やゲームなどのエンタメ体験については、すでに現実空間のそれを超えてると感じるケースが多々あります。
もし、あなたが「近未来を楽しむためのデバイス」をお探しとのことなら、この製品はまたとないものになるはずです。
互換性について
「RayNeo Air 2S」があれば、USB-Cポートにケーブル1本つなぐだけで、手軽にハイクオリティな映像&音楽、ゲームプレイの体験を堪能できます。
が、ここで1つ注意点が。
Air 2Sとケーブル1本で接続するためにはスマホやPCなどのデバイス側に「DP出力に対応したUSB-Cポート」が搭載されている必要があります。
USB-Cポートなら何でも良いわけじゃないんだね!
例えば、iPhoneなら現状、15シリーズのUSB-Cポート搭載モデルはすべてDP出力に対応しています。当然、iPhone16シリーズも大丈夫なはず。
あるいは、AndroidスマホのXperiaシリーズの場合だと、上位の「Xperia 1V」「Xperia 5V」は対応するも、エントリーな「Xperia 10」は非対応など。
その他の対応デバイスについては以下のページで確認を♪
DP出力に対応したデバイスをお持ちでない方は、オプションでこういうハンドヘルドなAndroidTVデバイスを購入しておくと良いでしょう。
まとめ|そろそろこの「空間」、試してみませんか?
本記事ではクリアなオーディオや映像を手軽に楽しめるARグラス「RayNeo Air 2S」をレビューしました。
長時間の使用でも苦にならない快適な装着感も魅力なアイテム。
この手のガジェットに敷居の高さを感じていた方にこそチャンレンジして欲しい製品です♪
- 現実空間を超えるクリアな映像
- 立体的なサウンドに包まれる快感
- 音漏れ軽減で移動中も安心
- 巨大スクリーンもケーブル1本で
- 長時間でもストレスのない装着感
- Apple製品での機能は限定的(メイン機能はOK)
- 生産性向上までにはあと一歩
オフィスワークでの使用にはまだ課題はあるものの、エンタメ用途においては、もはや革新的なデバイスの域に来ています。
なにより、そんな革新的な体験をより手軽に楽しむことができるのが本製品の最大の魅力。
手軽と言えば、忘れてはダメなのがその価格。
8月15日に発売開始となった「RayNeo Air 2S」。現在、Amazonにて発売開始を記念した「3,500円オフの割引クーポン」が配布中です。(記事執筆時点)
この機会に一歩進んだ近未来の体験、手にしてみてはいかがでしょう?
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