どうも、ひで(@hidetoshitwitt )です。
気づけば姿勢を変えずに長時間の作業。気になる身体への悪影響やメンタルの悪化、集中力の低下など・・。
日々、デスクワークを強いられる僕たちにとって、立ち姿勢&座り姿勢を自在にコントロールできる電動昇降デスクはまたとない相棒になりえます。
これまで4台の電動昇降デスクを使ってきた僕が断言します♪
とは言え、有用性は認識しつつも、その導入に二の足を踏んでいる方も少なくないのでは?
そこで紹介するのが「サンワダイレクト 電動昇降デスク 102-ERDシリーズ」。
比較的手を出しやすいリーズナブルな価格ながらも、機能、安定性、そして、幅広いシーンに対応する豊富なデザインと、その参入障壁の高さを大いに引き下げてくれる製品です。
特に用途や使用場所にあわせて選べる32通りものカラー&サイズのバリエーションは本製品を大きく特徴づけるもの。
もちろん、メモリー機能などの実用度の高い機能&強力パワーも大きなメリット♪
ただ、昇降時の最低高の高さは人によっては大きなデメリットにも?
これは事前に確認しておくべき要素だね!
本記事では「サンワダイレクト 電動昇降デスク 102-ERDシリーズ」の特徴や機能、実際に使ってみた感想などを画像や動画も使いわかりやすくレビューします。
快適なデスクワークのための相棒選び。参考になれば嬉しいです。
- 豊富なカラー×サイズのバリエーション
- 1タッチのメモリー機能でいつもの高さ
- PD対応の充電ポート搭載
- 衝突防止機能で安全対策
- クランプ製品の取付可能
- 最大70kgの耐荷重性能
- 意外と簡単な組立方法
- リーズナブルな価格設定
- 組み立ては重労働(二人組推奨)
- 最低高は高め(要事前確認)
特徴|サンワダイレクト 電動昇降デスク 102-ERD
「サンワダイレクト 電動昇降デスク 102-ERDシリーズ」はボタン1つで簡単に天板の上げ下げ可能な電動昇降デスク。用途や環境にあわせた32通りの組み合わせを選択可能。充電用のUSB Type-A、Type-Cポートも搭載します。
付属品&同梱品
- 天板
- フレーム(組立部品)
- 組み立て用工具
- 取扱説明書 等
ネジなどの細かな部品や工具類を除けば、パーツ自体は意外と少ない印象です♪
大判の説明書は作業しながらでも見やすくて良し。
以下、主な組み立てパーツ。
13本ある「ネジF」は3本のみ別の小袋で同梱。気づかないとネジが足りないと焦るかも?
フレームと天板は別梱包で届きます。
それぞれサイズは大きめ。事前に受け入れ準備はしておこう!
製品仕様|サンワダイレクト 電動昇降デスク
ブランド | サンワダイレクト |
製品名称 | 電動昇降デスク |
型番 | 102-ERD シリーズ |
駆動 | シングルモーター |
高さ | 73.5-123.5cm |
耐荷重 | 70kg |
製品重量 | フレーム:約19.0kg / 天板:12.5-14.5kg |
素材 | 天板/木製(パーティクルボード+メラミン化粧板) フレーム/スチール(エポキシ樹脂粉体塗装 |
コード長 | 約3m |
機能 | USBポート搭載 メモリー機能 衝突防止機能 |
生産地 | 中国 |
備考 | 1年保証(サンワダイレクト本店限定) |
レビュー|実用度の高い電動昇降デスク
以下は「サンワダイレクト 電動昇降デスク 102-ERDシリーズ」の昇降機能を試す様子を収めたもの。
まずは静かで安定感抜群の動作を確認してください♪
デスク上に設置したアームなども、ほとんど揺れていないのがわかります。ド安定。
リーズナブルな製品なので、ちょっと不安もあったけどね!
ここはでは「102-ERDシリーズ」の魅力に次の5つのポイントから迫ります。
- 豊富なデザインバリエーション
- 便利な多機能コントローラー
- 安全への配慮
- 堅牢で美しい天板
- 実用的な耐荷重性能
豊富なバリエーション
「102-ERDシリーズ」はカーブ天板を含む4種の天板サイズ、4色の天板カラー、2色のフレームカラーを選択可能。
- 長方形 120×60cm
- 長方形 120×70cm
- 長方形 140×70cm
- カーブ型 120×60cm
- ブラック
- ホワイト
- ライトブラウン
- ブラウン
- ブラック
- ホワイト
横幅120cmの天板でも奥行き70cmを選択できるのは嬉しい♪
(横幅120cmの天板は「奥行き60cm」しか選択できないことも多いです。)
PC作業では横幅より奥行きが足りなくなることが多いからね!
これらの組み合わせによる32種の豊富なデザインバリエーションは本製品の大きな特徴に。
おかげで様々な環境や用途に違和感なく対応可能♪
今回は「140×70cm」の「ブラウン天板」×「ブラックフレーム」を選択しました。
いつもはライトなカラーの天板を選ぶことが多いのですが、ブラウンも重厚感があって良いですね。
多機能コントローラーとメモリー機能
ボタンを押すだけで天板の高さを自在に調節。そんな電動昇降デスクに欠かせない多機能コントローラー。
特にメモリー機能は僕にとってはマスト。本製品は上昇/下降ボタンに加え、好みの高さを記憶してくれる4つのメモリーボタンを搭載しています。
スッとしたデザインも良いですね♪
さらに、コントローラー側面には充電用にA&Cと2つのUSBポートを搭載。そして、これがなかなかの本格仕様。
USB Type-Cポート | 最大45W(PD充電対応) |
USB Aポート | 最大27W |
同時使用時 | 最大22.5W |
このハイパワーっぷりにはちょっと驚いた!?
おまけ的な機能ではなく強力な充電ステーションとして、多くのシーンで活躍してくれるはず。
安全への配慮
「サンワダイレクト 電動昇降デスク 102-ERDシリーズ」には障害物を感知し、自動停止&高さの調整を行う「衝突防止機能」が備わっています。
以下は同機能を検証した様子。
感度は機能オフも含め、4段階で調整可能。上記の動画は初期状態の「中感度」で試しています。
天板にはクランプOK
2.5cmの厚みを持つ堅牢な天板。クランプやネジ穴による各種アクセサリーの取り付けにも余裕で対応。
丈夫なだけでなく使用するメラミン化粧板や角R加工の採用など、耐久性、安全性、そして、美しい仕上げに。
ただし、メラミン化粧板は撮影台として使用するには、光の映り込みが少し気になります。
背景紙や背景ボードなどを使用するほうが良さそうですね。
実用的な耐荷重性能
複数ラインナップされるサンワダイレクトの昇降デスク。
「おすすめ一覧表」に記載される製品お腹では70kgの耐荷重は最大のパワーを示しています。
シングルモーターの昇降デスクとしては他社製品も含め、トップクラスのパワーです♪
耐荷重も70kgあれば、「ノートPC、外付けモニター、キーボード、スピーカー、デスクライト、その他」くらいのセッティングならまったくの余裕。
普通に作業する分にはオーバースペックなほどのパワー!
ただ、「大きなグラフィックボードを積んだデスクトップPC、モニターアームに3台の外付けモニター、各種周辺機器、天板裏にも複数のデバイスを取り付けて・・」といったクリエイティブ用途などの本格的な環境を組むなら、予算を増やしデュアルモーター製品を選択するのが安心。
両者のメリット・デメリットはこの様な感じ。
現在、僕が使用している他社の2つの昇降デスク(メインデスク・サブデスク)とサンワダイレクト製品の耐荷重をそれぞれ比較します。
製品名 | サンワダイレクト 102-ERD | サンワダイレクト 100-ERD34 | F社 メインデスク | F社 サブデスク |
駆動 | シングルモーター | シングルモーター | デュアルモーター | デュアルモーター |
天板耐荷重 | 70kg | 50kg | 100kg | 125kg |
モーターが2つになる分、パワーも2倍といった感じかな?
パソコン中心の環境なら、以下を目安に使い分けを考えると良いでしょう。
- シングルモーターがおすすめな環境例
-
ノートPCを中心に27インチ外付けモニターを2枚設置+α(25kg想定)
- デュアルモーターがおすすめな環境例
-
大型デスクトップPCを中心に27インチ外付けモニターを3枚設置+α(50Kg想定)
後者の本格環境でも、耐荷重70kgであればまだ余裕があるようにも見えます。
ただ、本格的な環境を組むなら組むほどに、さらなる余裕がほしいのが本音。
とは言え、ほとんどの場合、シングルモーターでも大丈夫♪
組み立て方法|簡単だけど注意点も
電動式の昇降デスクに興味はあれど、なかなか導入に踏み切れない。その理由の1つに、組み立てへの不安があるかもしれません。
実際、電動式〇〇の組み立てってなんだか難しそう!?
実際のところはと言うと、
組み立て手順は簡単♪ でも、1人でこなすには重労働。
1つ1つのパーツがかなり重い電動昇降デスク。1人でなんとかしようとするのは危険かも。
逆に、大人2人が揃うならきっと想像以上に楽勝です。
組み立て手順の確認やその様子については上記の動画を参考に。
ここでは、組み立てに際しての注意点やアドバイスなどを簡単にまとめます。
- プラスドライバー(電動式がおすすめ)
- 電動ドリル(電動ドライバーと兼用で)
- 手袋(怪我に注意)
- 目じるし用テーブ(本文にて)
天板にはあらかじめ複数のネジ穴が空いています。ただし、追加でいくつかの穴あけも必要です。
電動ドリルがあると安心。
手持ちにない場合は、電動ドリルとドライバーを兼用できる製品を手配できると良いですね。
本体フレームの組み立ては、付属の六角レンチでボルトを締めるだけ。
今回の組み立てで1つ気になったのが、コントローラーの取り付けについて。
ネジ穴の位置が明らかに合っていません。
製品ページにも、コントローラーの取り付けについての注意が記載されていました。ですが、それともちょっと違う感じ。結局、電動ドリルで追加の穴あけを。
続いてアドバイス。
天板とフレームを固定するためのネジ穴の位置にテープを貼って目印にしよう!
これで4台目の電動昇降デスク。その組立にも慣れたつもり。
ですが、今でも苦手なのが、この天板とフレーム固定用のネジ穴の位置合わせ。
重いフレームを持ち上げて、天板上の小さなネジ穴に位置を合わせるのはなかなか大変・・
取り付けの前に目印をつけておけば、いくらか楽にはなりますね。
天板下のケーブルの取り回しは付属のケーブルホルダー&クリップで対応。このあたりはしっかり配慮されています。
おかげで、天板から目障りなケーブルが垂れ下がることもありません。
ここまではスムーズだったね!
最後の難関は、裏返しのデスクをひっくり返すという力技。(重い・・)
これが一番大変だという方も多いかも?
無理せず安全に作業を進めてくださいね♪
購入前に確認したい3つのポイント
「サンワダイレクト 電動昇降デスク 102-ERDシリーズ」の様々な魅力を紹介しました。
ここでは、人によっては大きなデメリットになりかねない昇降範囲についての注意点を含む、いくつかのポイントを。
- 昇降範囲(高さ)について
- コストパフォーマンス
- おすすめアクセサリー
昇降範囲について
一番、そして、ほぼ唯一気になったのがこの昇降範囲。
逆にここが問題なければ、非常にコスパに優れた製品かと♪
「サンワダイレクト 電動昇降デスク 102-ERDシリーズ」は天板を一番下に下げた際も、高さ73.5cmと少々高め。
小柄な方、低めの椅子を使ってる方は注意が必要!
この最低高は、明らかにユーザーを選びます。事前に使用中の机の高さなどを確認しておきましょう。
以下、僕が使用中の他モデルとの比較。
製品名 | サンワダイレクト 102-ERD | F社 メインデスク | F社 サブデスク |
高さ範囲 | 73.5-123.5cm | 71.5-120.5cm | 60.5-125.5cm |
本製品と僕の「サブデスク」とでは最低高の差は13cm。
僕の身長は170半ば。座り姿勢時の高さには「75cm/76.5cm」の2つをメモリーにセットしています。73.5cmというのはけっこうギリギリ。
前傾、後傾など姿勢でも変わってくるかも。くれぐれも事前の計測はお忘れなく。
コストパフォーマンス
コストパフォーマンスの高さも「サンワダイレクト 電動昇降デスク 102-ERDシリーズ」の大きなメリット。
有名メーカーの製品を使っていると、そのオーバースペックを持て余すケースもあるのでは?
その点、決してハイエンドではないものの、無駄のない実用的なスペックを持つ本製品。価格は最小構成なら4万円以下、最大構成でも4万円前半とリーズナブル。
初めて電動昇降デスクを導入する方にとっても、2台目以降のデスクをお探しの方にとっても手を出しやすい価格です♪
また、サンワダイレクトというブランドの安心感に、価格以上の価値を感じる方も多いかも。
何より、日々、長時間机に向かう僕たちデスクワーカーにとっては、身体への負担軽減や集中力の向上など、スタンディングデスクを導入する恩恵は図りしれません。
電動昇降デスクが気になるものの、あと少し踏み切れずにいた方にとっては、このコスパの高さは良いきっかけとなるのではないでしょうか。
あわせて欲しい♪おすすめアクセアリー
昇降デスク本体のケーブルはきれいにまとめることができる本製品。
ですが、ディスプレイやデスクライト、充電機器など他の周辺機器のケーブル類については別途、ケーブル配線トレーなどを用いて整理したい。
パワーのある本製品、なんだかんだセットする周辺機器も増えるかも?
そこでおすすめなのが、サンワサプライのメッシュタイプのケーブル配線トレー。
僕もネジ固定式とクランプ固定式の2つのタイプを使用中。ごちゃごちゃな配線を覆い隠すので、見た目にもスッキリします。
デスクの組み立てと合わせて取り付けるなら、デスク上もスッキリなネジ固定式の製品がおすすめ♪
手軽に後付けしたいなら、クランプ固定式が良いかもね!
\ ネジ固定式はこちら /
\ クランプ固定式はこちら /
その他、デスク周りを快適にするおすすめアイテムを以下のページにまとめています。参考に。
サンワダイレクト 電動昇降デスク 102-ERDがおすすめなのはこんな人♪
32通りの豊富なデザインバリエーションが特徴の「サンワダイレクト 電動昇降デスク 102-ERDシリーズ」をレビューしました。
様々な用途や使用環境にマッチするカラーやサイズの選択肢は、その活用シーンを大きく広げることに繋がります。
実用的な性能と優しい価格は、初めての方にも手を出しやすい選択肢♪
- 豊富なカラー×サイズのバリエーション
- メモリー機能で1タッチでいつもの高さ
- PD対応の充電ポート搭載
- 衝突防止機能搭載
- クランプ製品の取付可能
- 最大70kgの耐荷重性能
- 簡単な組立方法
- リーズナブルな価格設定
- 組み立ては重労働(二人組推奨)
- 最低高は高め(要事前確認)
価格、性能、デザインと満足度の高い電動昇降デスク。おすすめできるターゲット層も広いです。
一方で、デスクの最低高についてはくれぐれも購入前に確認を。
身体に合わないスタンディングデスクほど、無意味なものはないからね!
- 初めての電動昇降デスクに挑戦したい方
- 2台目以降のサブデスクをリーズナブルに組みたい方
- 73.5cm以上の高さで問題のない方
より健康的で集中できる仕事環境、作ってくださいね♪