どうも、ひで(@hidetoshitwitt )です。
デスクの省スペース化に貢献しつつ、手元を照らしてくれるモニターライト。
最初にお断りしておきますと、今回紹介するモニターライトのおすすめ度はかなり高いです。
- 日々、長時間のPC作業をこなす方
- デスクの上をスッキリ整理したい方
- リモコンも自動調光も!多機能なモニターライトが欲しい方
- でも、手頃な価格がいいな♪という方 など
これまで使用してきたBenQやQuntis製品など4本のモニターライト。
少なくとも使用感と価格のバランスという意味では、それらの中でも最強レベル♪
本記事でレビューする「Quntis L206 Pro モニターライト」は無線リモコン&自動調光と個人的に欲しい機能をすべて抑えつつ、通常80000円台で購入できるという攻守揃ったハイコスパ製品。
ただ、僕らの様な長時間のPC作業を日々こなす人間にとっては、そういった便利な機能だけでなく、目に優しいライト光のクオリティも重要なもの。
そして、この点も抜かりがないのがこのL206 Proです。チラつきもムラも、反射光も一切気にならない上質な光。
さらに言うと、モニター上でライトを支える強固なライトクリップ。ディスプレイの形状によっては、安定しなかったライトの設置も、その多くの不満は解消できるはず。
最強クラスのモニターライトを、格安レベルで手に入れたいなら、このL206 Proを選んでおけば安心です♪
実際、この製品を使う中で感じた不満はほぼ1つだけ。
本記事ではQuntis L206 Pro モニターライトの特徴や機能、実際に使ってみた感想などをメリット・デメリットを交えつつ紹介します。
- デスクの省スペースに貢献
- 高品質なライト光
- 直感的に使える無線リモコン
- 常用できる自動調光モード
- 幅広い照光範囲
- 様々なディスプレイに対応
- 手頃な価格設定
- 輝度のコントロール速度を上げて欲しい
- 自動オフタイマーモードの時間を変更したい
特徴|Quntis L206 Pro モニターライト
「Quntis L206 Pro モニターライト」は目に優しい自然な光を広範囲に届ける高品質なLEDライト。無線リモコン、自動調光等の多彩な機能のほか、細部までこだわったシンプルでスリムなデザインはディスプレイ&デスク上でも優しく馴染みます。
付属品&同梱品
- LEDライト本体(クリップと一体型)
- USBケーブル(A-C)
- 前面調整カバー
- 背面調整カバー(2種)
- リモコン
- 単三電池×2
- 六角レンチ×2
- 取扱説明書 等
開封の際に印象的だったのは、ライト本体の長さとライトクリックを調整するための六角レンチ&調整用カバーの存在。
日本語対応の説明書はかなり力が入っており好感です♪
ライト本体のデザインはこれまで使用していた「HY214」と比べ、よりマッドな仕上がりに。
製品仕様|Quntis L206 Pro モニターライト
ブランド | Quntis |
製品名称 | L206 Pro モニターライト |
色温度 | 3000-6500K |
照度 | 最大 2000 Lux |
自動調光機能 | あり |
演色性 | Ra>98 |
ライト角度調節 | 可能 |
ライト本体幅 | 51cm |
対応モニター | 厚さ 0.3cmから6cm/曲面モニター対応 |
生産 | Made in China |
備考 | 無線リモコン/自動調光/自動オフタイマー |
レビュー|L206 Proで操る目に優しい優しいライトの光
冒頭の通り、本製品「Quntis L206 Pro」でモニターライトの使用は4本目。そのうち、無線リモコン付きのモニターライトは3本目です。
基本、リモコン付きが好きみたいですね
うち2つのモニターアームについてはレビュー記事も公開しています。
そんな中、「Quntis L206 Pro モニターライト」は以下の様な仕様、および特徴を備えます。
- 無段階調光(照度:Max 2000 Lux・色温度:3000-6500K)
- 非対称45度偏光光学設計により反射光ゼロ
- 自然光に近い高演色(Ra95)
- IEC62778の防ブルーライト認証基準をクリア
- チラつきやムラもなし
色温度の調節で、作業中の集中モードから、休憩中のリラックスモードへと自在に切替可能。また、ディスプレイへの光の映り込み軽減や防ブルーライトな仕様など、長時間の作業でも目に優しい光が嬉しいです。
非対称配光で反射なし
PCでの長時間作業が日常な僕たちにとって、このライト光の映り込みへの対策はマストとも言えるもの。
その点、L206 Proは完璧と言って良いレベル。
明るさ最大でも反射光は皆無です♪
これは非対称配光(非対称45度偏光光学設計)採用による効果。と言っても、技術的なことは良くわからないのですがw
以下は「Quntis モニターライト HY214」の画像ですが、参考に。
技術云々よりも、実際に光が目に飛び込んでこないことが大切なのさ!
当然、ライト光のチラつきや、照射面のムラなども感じません。
Quntisのライト自体のクオリティに関しては、決してBenQ製品にも引けを取りません♪
光を自在にコントロール
そして、詳細は後述しますが、リモコンによる光のコントロールも自由自在。
「Quntis L206 Pro モニターライト」は3000Kから6500Kまでの色温度と照度は最大2000 Luxまでの照度を手元で自在にコントロール可能。
まずは色温度の違い。
色温度3000K(最低値)での明るさ比較。
続いて、色温度6500K(最大値)での明るさ比較。
手元の明るさも確認してみます。
色温度の違い。
色温度3000K(最低値)で明るさを調節。
同じく、色温度6500K(最大値)で明るさを調節。
色温度や明るさを調節する様子はこのあと動画で紹介します♪
感想|Quntis L206 Proの3つの注目ポイント
無線リモコン付きを選ぶか? それとも、自動調光付きを選ぶか?
個人的には常に苦渋の決断を迫られるモニターライト選び。(両方搭載の製品は高いですし・・)
「Quntis L206 Pro モニターライト」はこの2大機能を備えつつ、手を出しやすい価格に収まっているのが大きな魅力。
が、いざ使ってみる中で発見したもう1つの注目ポイントも♪
ここでは「L206 Pro」の3つの注目ポイントについて詳しく紹介します。
- 直感的で使いやすい無線リモコン
- 自動調光モードで常に適切な明るさを
- 安定感抜群なライトクリップも高評価
直感的に操作可能な無線リモコン
「Quntis L206 Pro モニターライト」の目玉機能は間違いなく高品質な光を操るこの無線リモコン。これまで使用していた同じくQuntisの「HY214」のものと比べても、かなり使いやすくなっています。
使いやすさの理由はこの直感的な操作にあります。
光の調節に関してゃ、上部カバーを回すことで色温度を、サイドカバーを回すことで照度を調整可能。
この物理的な操作が本当に直感的で手に馴染む!
その他の機能の操作は以下。
- 1回短く押す:ライトのオン/オフ
- 2回短く押す:自動調光モードのオン/オフ
- 5秒間長押し:自動オフタイマー(2時間)
- 上部カバーを回す:色温度の調整
- サイドカバーを回す:明るさの調節
同じくQuntisの「HY214」のリモコンと並べてみました。
デザインは好みの分かれるところでしょうが(僕はシンプルなL206 Pro派)、直感的な操作性については明らかに本製品が上。
また、電池が3本から2本に減っているのも嬉しいポイントです。
L206 ProとHY214。どちらのリモコンが好みか?で選ぶのも悪い判断では無いでしょう。どちらもライトとしてのクオリティは高いので。
基本は自動調光モードで
とは言え、作業中はそこまで頻繁にリモコンを操作するわけではありません。
普段は「Quntis L206 Pro モニターライト」のもう一つの目玉機能「自動調光モード」を使用しています。
ライト本体に搭載の感光センサーを使い、デスク周りの明るさに応じてライトの光量を自動で調整する機能
リモコンの上部カバーを2回押すと自動調光モードに移行。インジゲーターライトが青く光ります。
以下、自動調光モードを立ち上げる様子。ライトが最低照度から一瞬で適切な明るさに変化するのがわかります。
51cmの幅広ライトは攻守最強
「Quntis L206 Pro」のライト部分の本体幅は51cmとかなり眺め。
実際、これまで使用してきた4本のモニターライトの中でもっとも長かったです
具体的には上から順に・・
- Quntis HY214 : 40cm
- BenQ ScreenBar: 45cm
- Quntis L205 Pro : 51cm
この長さのメリットは「見た目のバランス」と「照射範囲の広さ」にあります。
例えば、27インチディスプレイと51cmのライトとのバランスはもう完璧です。(完全に好みの問題ですがw)
これが40cmとなるとちょっと残念にも感じてしまいます。
試しに、「Quntis L206 Pro」を倉庫から引っ張り出した23インチディスプレイと組み合わせるとこんな感じ。
長過ぎれば長すぎるでちょっと残念感も。
結論は「L206 Proは27インチディスプレイとの相性バツグンです♪」(個人の感想ですw)
また、ライト本体幅の広さはデスク上での小広範囲の広さにも直結します。
以下、横幅160cmとそこそこ広めなデスク上で本製品を使用する様子。
端から端までだけでなく、隣のデスクも余裕で照らしているのがわかります。
ただし、この照光範囲につては、幅40cmの「Quntis HY214」や45cmの「BenQ ScreenBar」であっても充分以上に実用的なものだったことは伝えておきます。
実用度という意味では、この照光範囲の方が重要。ですが、製品選びにおいては「見た目のバランス」で選んでも大丈夫なんじゃないでしょうか。
強固なライトクリップは安定感抜群
「Quntis L206 Pro」の注目ポイントとしてもう1つ伝えておきたいのが、これ。
ライトをディスプレイに固定するライトクリップがかなり強力だということ
結果、ディスプレイ裏側が丸みを帯びているような独特な形状のモニターでも安定してライトを固定可能に。また、湾曲ディスプレイをはじめ、様々なサイズのモニターに対応可能となっています。
モニターライトが安定しなくて困っていた方は、この製品を試してみても良いかもね!
多くのモニターライトがバネの力を利用したクリップを採用しているのに対し、本製品のクリップは強固なヒンジを採用。
この強力なヒンジの力で、ライトをガッチリとディスプレイにグリップします。
また、このヒンジの強度は六角レンチで調整可能。
その他、様々なディスプレイの厚みに対応するための調整カバーの採用。
同時にクリップ自体の引き伸ばしにも対応。
何が何でもディスプレイに固定するぜ!といった強い意志を感じるね
また、このモニターライトの取り付け方法だけでも説明書の4ページを割くほどに力の入れようです。
具体的に、このL206 Proのライトクリップで良かった点を1つ。
これまで使用していたBenQやQuntisモニターライトの前面クリップ部分。いずれもが、モニターの極薄ベゼルの中に隠れるのに充分な薄さのものばかりでした。
が、今回の「L206 Pro」の前面クリップは、多彩なディスプレイとのサイズあわせのものと思われますが、それでもなかなかのサイズ感。
正直、最初見た時はぎょっとしました・・
このあたりは、BenQなどと比べると価格なりと言える点かもしれません。特に、細かな部分のビルドクオリティについてはBenQがもう一段上にいます。
ですが、L206 Proの強固なクリップはモニター上での角度調整もお手の物。この様に角度あわせをすることで、前面クリップをベゼル内に収めることができました。
もちろん、角度調整してもビクともしないド安定♪
この点でも、本製品は様々なサイズや形状のディスプレイに対応可能と言えそうです。
メリット・デメリット|Quntis L206 Proの気になる点
「Quntis L206 Pro モニターライト」のメリット&デメリットをまとめたのが以下。
L206 Proの良さについては充分語ったつもりです。ここからは、本製品の気になる点について触れることにします。
明るさ調整のスピード
回す、押すといった物理的な操作で直感的に光を操ることができるL206 Proのリモコン。これまでの中ではもっとも扱いやすい無線リモコンです。
ただ1点だけ。
明るさの調整スピードが妙に遅い様に感じます・・
明るさはリモコンのサイドカバーを回すことで調整可能。これ自体はわかりやすくてよいのですが、要求される回転量がちょっと多すぎな様な。上部パネルの色温度調節はスムーズなのですが。
別に反応が悪いというわけではなく、そういった設定の模様。
先に挙げた動画もチェックしてみてください。
自動オフタイマーモードの設定時間
L206 Proには2時間のオフタイマー機能が搭載されています。が、この機能についてはいまいち使い切れずにいます。
これまでもモニターライトの切り忘れなどはあったので、こういった機能自体は大歓迎なのですが。
ただ、いざPCで作業を始めると、2時間で離れることはまずありません。なので、使用するタイミングがほぼないんですよね。
タイマーの設定時間を「1時間・2時間・4時間・6時間」など、調節できると良いんだけどね!
2時間に1回は長めの休憩を入れよう♪みたいな使い方はありなのかなとは考えています
比較|BenQ vs. Quntis おすすめモニターライトはこれ
「Quntis L206 Pro モニターライト」、「BenQ ScreenBar Halo」など、人気のモニターライト。それぞれに良さがある製品です。
主要な機能の違いを比較することで、あなたの用途や目的にあったモニターライト選びの参考にしてください。
Quntis HY214 | BenQ ScreenBar | Quntis L206 Pro | BenQ ScreenBar Halo | |
---|---|---|---|---|
間接照明モード | 対応 | – | – | 対応 |
自動調光モード | – | 対応 | 対応 | 対応 |
無線リモコン | 対応 | – | 対応 | 対応 |
ライト本体幅 | 40cm | 45cm | 51cm | 50cm |
本体カラー | ブラック | ブラック | ブラック | メタルグレー |
対応モニター の厚み | 0.5cm-3.2cm | 1-3㎝ | 湾曲モニター対応 | 0.3cm-6cm湾曲モニター:0.7-4㎝ | 一般モニター:0.7-6㎝
価格 | 8,680円 | 12,900円 | 8,380円 | 19,900円 |
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機能的にはこんな感じでしょうか。
- 全部揃った「ScreenBar Halo」(でも、価格は高め)
- 間接照明不要なら「L206 Pro」が攻守最強
- 手軽にリモコン&間接照明の「HY214」(自動調光は欲しい・・)
- リモコン不要!ライトを直接操作するなら「ScreenBar」
機能以外の面では、BenQ製品の本体細部のビルドクオリティはQuntisを一歩リードしている印象。高価なだけはありますね。
所有感ならBenQ、コスパならQuntisが強いです♪
まとめ|欲張りで安心のモニターライト、欲しくないですか?
本記事では無線リモコン&自動調光機能搭載の多機能モニターライト「Quntis L206 Pro」をレビューしました。
体験と価格のバランスという意味ではこのモニターライトは間違いなく最高クラス♪
- デスクの省スペースに貢献
- 高品質なライト光
- 直感的に使える無線リモコン
- 常用できる自動調光モード
- 幅広い照光範囲
- 様々なディスプレイに対応
- 手頃な価格設定
- 輝度のコントロール速度を上げて欲しい
- 自動オフタイマーモードの時間を変更したい
機能も品質も、そして、価格も。実際、使ってみてもほぼ不満のないモニターライトでした。
明るさの調整スピードさえなんとかなれば、当ブログではほぼ付けることのない「★5」評価もイケるレベル♪
- 日々、長時間のPC作業をこなす方
- デスクの上をスッキリ整理したい方
- リモコンも自動調光も!多機能なモニターライトが欲しい方
- でも、手頃な価格がいいな♪という方 など
モニターライト選びのお悩みはこの製品で解決するかもしれませんね♪